回転寿司にはもう、サーモンとエンガワ以外いらないと思うのです

褒められるという事は全てのモチベーションにつながると思っている。


褒められる事で自分自身が認めてもらえたという感覚を持てる。


僕は基本的に何をやっても中途半端で1番になった事がない。


常に自分より優れた人がいて


常に自分には大きな実力の壁があった。


僕はそれを子どもの頃から理解して 

越えられない壁は叩いても何をしても越えられないから回れ右する事を覚えていた。


そんな中で唯一褒められたものが料理だった。

料理が上手いとたくさんの人から褒められた

すごいと言われた。


たとえそれが料理に興味を持つ男の子の数が元々限られている狭い世界で、ただただもの珍しく見えたからという理由なわけだけど

それは、それだけは僕の唯一の誇りだった。


高校を卒業するとき、進路を迷うなか

料理のプロになろうと思ったこともあったけれど

僕は気付いた。


プロになると井の中の蛙で凡人な僕はまた1番になれない壁に当たって回れ右してしまう。

せっかく見つけた唯一の自信の火を消してしまう。

好きが好きでなくなる事を恐れて僕は進路を変えた。


好きな事を仕事にする事は素晴らしい事だけど

好きな事を仕事にする事は好きな事が嫌いになるリスクをはらんでいる事を考えなきゃいけない。


好きな事はあくまで趣味の範囲内で。


これが僕のポリシーになった。


それから今の仕事をしていく中で

僕はラジオに出会った。

そして投稿する事を覚えた。


投稿してはじめて読まれたとき

僕は今まで感じた事のない幸福感に包まれた。


今まで以上に誰かが僕という存在を

僕の能力を認めてくれた気がした。

褒められた気がした。


この感覚を求めて僕は今日もラジオに投稿をしている。


自分がこの世界でも1番になれない事は既に理解しているが、読まれた時の多幸感にかえられるものはないので回れ右する事なく続けている。


なぜラジオに投稿するのか?と聞かれたら


僕は間違いなく

褒められたいからと答えるだろう。

褒められたいから頑張るし。

褒められたいから好きでいれるし。


僕がもし、誰かに何かを教え、育てる立場になったときは間違いなく褒める事を大切にするだろう。


なぜなら褒められた事を嫌がってする人間などいないのだから。


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