突然の映画批評 「えんとつ町のプペル」

以前より気になっていたキングコング西野さんの映画
「えんとつ町のプペル」を観ました。

色々な評価のある作品かと思いますが、私は好きです。
特におしゃべりのスコップさんがいいですね。

原作・題材が絵本ということで、子供達にわかりやすいように作られていますが
このテーマの作品は、子供も大人もなく幅広い方々に向けられていると思います。

煙がたちこめる町でえんとつの掃除屋として働いている少年と、その周りの人達。
突然現れた、ゴミ捨て場から生まれたゴミ人間のプペル、と。

観た事のない私にはそれ以上の知識がなかったけれども、やはり実際に観ると。
当然ですがそれまでの漠然としたイメージとは違います。

観た人によっては評価が分かれるでしょう。

キチンと伝えたいテーマがあり、この作品が作られた意味があっても。それを
極力観る人全員に伝わるように、しかもわかりやすく作り上げるのは難しい事
なんだろうと思います。

そういう意味でもこれは西野さんの凄さがわかる映画です。
だって彼は本来絵本の作家ではなく、元は芸人さんですからね。

畑違いとしか思えない事に挑戦をし、それを現実に成果として世に出すなどという偉業を成し遂げる。これを出来る人が一体どれだけいるでしょうか?

いや現実には皆出来るのかも知れないけども、私も含め殆どの人はやっていない。
出来るとも思っていない。
なぜかというと、表現を借りるなら「煙で見えていないから」です。
自分たちの可能性、この世界の可能性が。

そうではないんだよ、というのをこの作品は要素の一つとして
訴えているように感じます。

特にnoteで記事を書いている私達のような人々には合うんじゃないか、
と思えるような作品。

まあ私はマイペース過ぎるので何ですが

気にはなっていてもまだ観ていない方はおすすめします。
西野さんという芸人さんのイメージが変わるかもしれませんし、
ご存知の方はより深く理解できるかもしれませんね。

それでは。

さよなら。さよなら。さよなら。

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