現実はつらいよ

久しぶりに書き始めた。

一番多く記事を書いていたのは、修士課程に在学中の時だった。
今よりも沢山の人と交流して、自分の考えを直接発信する場があったのに何故だろう。そして今は、日々の生活で鬱憤や不安を感じていてそれを共有できる人もいないのに、書きたいと思えないのは何故だろう。noteを書くという行為と発信や共有はどこか違っているのだろうか。何故、書く人は書いているのだろう。。
支離滅裂だ。。

でも、今私はこうして書き始めている。
理由は分からない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ついこの間、乃木坂46のライブに行ってきた。
2020年、コロナで声の出せないライブに行って物足りなさを感じて以来のライブだった。行く前は完全解禁のライブがとても久しぶりということもあり、気分の高揚が抑えきれなかった。

というのも、私はライブに行くたびに心を動かされてきた歴史があるからだ。最後にそういう経験をしたのは、2020年の名古屋公演だった。詳しくは書けないのだけど、乃木坂の歴史を振り返るとともに新たな一歩を踏み出すという内容に描かれる演出に、私は号泣してしまった。信じられないくらい泣いた。

直近のその時の記憶が思い出され、今回の公演にもその時の記憶を自然と重ねていた。
会場に向かい、公演を終え、素直に出てきた感想は、
「あの頃にはもう戻れない。」
ということだった。
私が最後にライブに行ってから、この数年の間に多くのメンバーが卒業してしまったのだ。もちろん、今回もすごく楽しめたし、アイドルはやっぱり凄いなと感じた。ただ、確実にあの頃と今の私の熱量に差があって、その熱があったときとのギャップを公演中にも感じてしまい、ふと虚しくなる瞬間が多々あった。初期のメンバーがいて、さらにパワーのある二期、三期とが総合して作り上げる雰囲気に飲み込まれていた過去の自分が浮かんできて、逆に今の自分をまじまじと見せつけてきているような感覚だった。
たぶん、この文章だけだとこいつ何言ってんの?って思われるだろうけど、この通りなんです。

私だけなのだろうか、
何時も幾つになっても、過去がまぶしく感じるのは。
今回の件もそうだが、過去の経験(良い経験)に左右されて今の自分の範囲が狭まってしまうことが往々にしてある。
あの時の楽しかった時間、仲間、空間すべてが思い出されて、急激に辛くなる。。
たぶん、私の記憶力がいいからだと思う。一瞬の心の動きや表情を鮮明に覚えていて、二度と同じ経験ができない現実に向き合うことができないからなんだろうな。あとは、将来を考えるのが怖すぎて、過去の良い経験ばかりにとらわれてるのかも。なら、むしろ今を大切にして、来る未来を良い過去にしろって思うよね。。

話がだいぶ脱線した。
そう、世代交代を感じたライブだったなぁ。
キラキラしてるのは変わらないけど、そこに熱狂するというよりも、
あぁ彼女たちはすごく努力してるんだろうなってなぜか親目線でみてた(笑)
一期や二期が抜けて新たに頑張ろうとする姿勢を応援したい。
でも、あの頃も良かったとつい思ってしまう。

推しの山下美月さんを見れてすごくよかった。
ドラマが好きすぎて、役の名前で呼びそうになった。


あー、書きたいこといっぱいあったわ。