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書評、のようなもの。

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書評、のようなものです。
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#コンテンツ会議

『日の名残り』

カズオ・イシグロ『日の名残り』を読んだ。 人生楽しまなくちゃ。夕方が一日でいちばんいい時…

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自分で考え、感じることは突破口。

最近、昔読んで、なんとなく記憶に残っているものを再読している。 去年はひたすら新しい、知…

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気分をよくするために

ついこの間から、小掃除を始めた。 ほうきで床を掃いたり、机の上を占拠していたものを整理し…

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原動力は人それぞれ

「人間をお休みしてヤギになってみた結果」というエネルギー溢れる本を読んだ。 タイトル通り…

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居場所があるということ

「足りなければ、満たせばいい。空っぽなら、埋めればいいのよ」 あたり前のこと言っているけ…

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競争しない生き方

街中を歩いていれば、たくさんの飲食店を見かけるが、たまにすごいマニアックなお店がある。 …

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コンプレックスから逃げない

『漂砂のうたう(木内昇)』という小説を読んだ。 おおまかに内容を説明すると、時代は明治。明治維新という近代化の波が押し寄せると、今までの身分制度は雪崩が起こるように崩れ、武士という身分は、突如なくなる。主人公である定九郎は元武士。現在は遊郭の立番に身を落として、おのれの行く末も見えないまま、ぼんやりと生きている。 と、まぁこんな感じ。 定九郎は、とにかく「武士」という身分を嫌っているのだけど、それは出来のいい兄と常に比べられた過去によるもの。比べられるというのは、まぁし

『はい、泳げません』

『はい、泳げません(著 高橋秀実)』という本を読んだ。 この本は、「泳げない」著者が「泳…

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