冬の相場をどう過ごしたか
久々の更新となります。イケハヤ仮想通貨ラボの幽霊部員hiisunです。
最近はようやく冬から脱して、仮想通貨市場が上向いてきたようにみえます。
仮想通貨市場は株式などに比べると変動が非常に激しく、1日で資産が半分近くになることもあり、環境がよいからといって気を緩めてはいけないのだと、本当に思い知りました。(××)
ビットコインの日足チャートです。(2021年1月~)
四角で囲んだ部分はけっこうキツかったですね。。
ちょっと上向いたと思っても、第何波かわからないくらい、また下を掘りましたね。
そのたびに「もうあかん!」と思った人々がビットコインを手放し、少しずつ振り落とされて、ついに手放す人がいなくなった途端に相場は反転したのです。
相場で大切なことは、振り落とされずに退場しないことです。断言します。
はっきり言って私は仮想通貨相場をナメていました。しかし、私はなんとか退場せずにすみました。
自分への戒めとして、冬の間の自分の行動を記しておきます。
1.相場暗転前
私の仮想通貨参入は2021年1月とかなり遅かったです。
1月から国内取引所でBTCを何回かに分けて購入し、平均取得単価は約480万円でした。
イケハヤさんの無料メルマガを受講し、2月からDefiに参入。相場環境がよく、5月までに約1BTC増やすことに成功していました。
そして相場暗転直前の私のポジションをまとめますと、
①Defiで増やせた1BTCBを、Alpaca financeのBNB-BTCBレバ3に投入していました。
(BNBがBTCBよりも上昇が強ければ利益が伸びる方向に賭けていました)
②一方で現物で購入したBTC(BTCB)を担保にVenus protocolでBUSDを借り(担保率70%弱)、ある時全てCAKEにしていました。CAKEの平均取得単価がなんと38$!! orz
③冬到来を警戒しておらず、ステーブルコイン比率がゼロでした。
これを見ると、いかに私が仮想通貨相場をナメていたかわかります。
2.相場が凍った時期
イケハヤさんのラボでは「そろそろ冬支度が必要ですね」と皆さんがおっしゃっていました。
冬支度とは言い換えると、ステーブルコイン、つまりBUSD、USDT、USDCなどの比率を増やしておきましょう、ということなのですが・・・
私はその頃すでにCAKEが含み損となっており、それらを今さらステーブルコインに替えるということは、CAKEを損切りするということに他ならなかったのです。
結局ステーブルコインを用意できず、暴落するCAKEをただ眺めているしかありませんでした。
そして。。
①Alpaca financeのBNB-BTCBレバ3のポジションが清算に遭う公算が高くなり、清算に遭う前に損切りしました。
結果Defiで稼いだ1BTCBが約0.6BTCBに減ってしまいました。
②また、Venus protocolでの担保率が上昇し清算が近づいていました。自分の計算ではBTC28000$でロスカットに遭う状況でした。
清算されると資産が激減するので担保率を下げないといけませんでした。
担保率を下げる方法は、担保を入れるか、借金の返済をするかしかありません。
ですが、持っているCAKEをBUSDに替えてもVenus protocolの借金完済には程遠かったのです。
やむなく、CAKEをBNBに替えて(今ならCAKEを担保にできますが、その時はまだできなかった)担保に追加し担保率をわずかに調整。
ファーミングに充てるCAKEもなくなり、毎日のCAKE配当がない状態に。。
しかも、借りたBUSDで買ったことになっているBNBを、借りたところの担保に入れる不思議。。
それでも担保率を調整し、なんとか清算を逃れることだけを考えました。
乗り切ったと思ったら、担保に追加していたBNBを引き上げて、CAKEとLP組んでPancake swapでファーミング。
ファーミングで得たCAKEをBUSDに替え、細々と借金を返済していました。
(Venus protocolにBNB単独投入でもよかったのですが、正直利率に満足できませんでした。)
そしてまた相場が暗転したら、LP解体してBNBをVenusの担保に追加。以下同文。。
の繰り返しでなんとかロスカットを免れました。
3.とりあえず冬を越して
現在プラス金利を生む行為は、本家Pancake swapにてCAKE poolの運用のみです。
そして、毎日生まれるCAKEを適宜BUSDに替えて借金の返済をし、(再度の暴落が絶対ないとは言えないので)少しでもVenus protocolの担保率を減らすようにしつつ、CAKEの再上昇を待つ日々です。
相場環境はいくぶんよくなりましたが、いつぞやのAlpaca、SwampやNeon、Satisfinanceなどのような日利数十%以上、、のようなことは期待しづらいように思っています。
いくら数か月前より利率が下がったといっても、8/24現在で日利0.18%。
ラグプル、スキャムのリスクが界隈で最も少ないと思われる本家パンケーキが一番安眠できそうだという考えから今は上記の運用にしています。
4.まとめ
最もしてはならないことは、退場です。
いつもイケハヤさんはおっしゃっています。草コインは70%暴落(3割になるということです)が普通にあるので、それに耐えうる仕様にしなさいと。
実際CAKEはATHのあと80%下落しました。
今の私はVenus protocolの担保率を減らす(可能なら借金完済し、現物のみでファーミングを行う)ことが自分なりの冬に耐えうる仕様と思っています。
また本家Pancake swapで、レバレッジをかけずに、BSCにおいてそれなりにメジャーな通貨(私はBNBやCAKEと考えています)でファーミングをする限りにおいては、いきなり価値がゼロになる可能性も低く、相場が冷え込んでも待てばいずれ何とかなるものと思っています。
読んでくださった方の何か参考になることがあれば幸いです。
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