別府ノート ~ゆるやかな地方のくらし #45 運のよい土地


イタリアのことを「神に愛された土地」というのをどこかで聞いたことがあって、身びいきなんですが、ここもそうした土地のひとつかも、と思っています。

山と海に囲まれた狭いところに、本当にたくさんの温泉が湧いていること、自然は過酷でなく、やさしい風が吹いていること、新鮮で手ごろな海や山の食品が手に入ること、そんな暮らしやすさからくる、全体にのんびりした空気感など。

超一流とか、激しい切磋琢磨とかの厳しさには繋がってないかもですが、普通の人が普通に努力して、普通の毎日を平穏に生きている、そうしたことのあたりまえのある生活に、向上心がないねといわれるかもですが、納得しつつ、日を送っています。