【学習記録】日本語検定一級 難読漢字#7
日本語検定の試験日は11月11日(一般会場)。
あと半月程度です。
悔いのないように勉強したい。
今回は穴埋め問題を勉強しました。
・槿花一日 きんかいちじつ 意味:映画のはかないことのたとえ。
コメント 槿はむくげとよむ朝顔の一種。朝に咲いて夕方にはしぼむ感じが栄枯盛衰を思わせるんだなぁ。
・望蜀 ぼうしょく 意味:隴を得て蜀を望む、とも。欲望に限りがないこと。
コメント ググったら光武帝のエピソードと三国志の司馬懿と曹操のエピソードが出てくる。
・杖とも柱とも 意味:非常に頼りにすることのたとえ。
コメント 太さにかなり差があるが。
・一議に及ばず 意味:すこしの議論もするまでもなく。
コメント 異議なし!
・肺肝を摧く はいかんをくだく 意味:心を尽くす。非常に苦労する。
コメント いちいち表現が大げさすぎると思いませんか。五臓六腑は大事にしようよ。
・露命を繋ぐ ろめいをつなぐ 意味:かろうじて生活を続ける。
コメント いのちだいじに
・懸河の弁 けんがのべん 意味:早瀬のように勢いよくスラスラとよどみない弁舌。
コメント 立て板に水の上位互換ですかね。
・猊下 げいか 意味:高僧、碩学の尊称。手紙を僧侶に送る場合宛名のわき付け。
コメント 意味:猊は獅子のことだそうでなんで高僧を指すようになったのか、コレガワカラナイ。
・閲読 えつどく 意味:文書の内容を調べながら読むこと。また、読むこと自体を改まっていう言葉。
コメント 「拙論をご閲読賜りたく……」という風に使う。批判上等でしっかり読んで欲しい時に使うイメージかな?
・宸翰 しんかん 意味:天子自身が書かれた文書。宸筆とも。
コメント 天皇さまに直筆のサインもらっちゃった~みたいなこと。
・ご海容 ごかいよう 意味:寛大な心で相手の罪や過ちを許すこと。
コメント かいようは同音異義語多いし書状向けの言葉だろな。
・拝眉 はいび 意味:相手に会うことをへりくだっていう言葉。拝顔。
コメント なぜ眉毛? と思ったが目上の人だから目の上すなわち眉だとか(ほんとか?)
・岳父 がくふ 意味:妻の父。舅。岳翁とも。
コメント 反対語は岳母(がくぼ)っていうらしいけどほぼ使われないそうな。がくぽ……。
・ご芳書 意味:相手を敬ってその手紙を言う語。芳翰。
コメント 芳はかぐわしいとか名声があるとかそういう意味だそうな。「クンクン、いい匂いですね」ってのは敬こ意を表した行動と言えよう。
・ご清穆 ごせいぼく 意味:清らかで平安なこと。手紙で相手の無事、健康を祝って言うのに用いる。
コメント 穆の字が難しい。穀物が実ってはじけるほど熟している様子を表しているそうです。健康的なイメージはある。
・余沢 よたく 意味:他人にまで及ぶ広大な恩沢。のちの世にまで残る先人の恩沢。
コメント 前に学んだ余殃の反対語ですかね。余殃は先人の残した負の遺産的なもの。
・盛会 せいかい 意味:盛んな集会。盛大でにぎやかな会合。
コメント 「参加できませんがご盛会をお祈り申し上げます」みたいに使うそうです。
・御令閨 ごれいけい 意味:他人を敬ってその妻をいう語。令室、令夫人。
コメント 閨は寝室の意味があるそうな。意味深。
・ご不快 意味:病気のため気分がよくないさま。
コメント 精神的に気分が悪い時以外にも使うのね。
・驥尾に付す きびにふす 意味:驥は一日千里を走る名馬。優れた人の後ろにつくことのたとえ。
コメント 鶏口牛後のたとえもあるさ。後ろにつくも人生さ。
・興を添える 意味:面白さを加える。
コメント 添えたり削がれたり。
・御承引 意味:承知して引き受けること。
コメント 承り太郎。
・声を励まして 意味:一段と強く言う。声を高くする。
コメント がんばれがんばれ声!
・ご来示 意味:書き手を敬ってその書状などの内容をいう語。
コメント メールとかで指示された内容とかに使うことも。
・辱知 じょくち 意味:その人と知り合いであることを光栄に思ってへりくだっていう語。
コメント 「こいつと知り合いなんて屈辱ッ……!!」的な意味かと思いきや「辱」にはかたじけないという意味があって「知り合いになってくれてかたじけない」という感じのニュアンスっぽいです。
・ご不例 意味:貴人の病気を敬って言う。
コメント いつも通りじゃないねってのを婉曲に言った感じでしょうか。
穴埋め問題の選択肢は本当にどれが正解か迷う。
どれでもよさそうなんだけど細かいニュアンスが違うのよね。
今回はここまでです。
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