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【学習記録】日本語検定一級 難読漢字#10

日本語検定の勉強をしています。
難読漢字の勉強は今回で一区切り。
次回からは過去問や公式問題集の勉強をしていきます。

今回はコラムの問題。ジャンル別の言葉を集めましたという感じ。


色の名前

・橡 読み:つるばみ 意味:クヌギの実などを染料に用いて染めた色。
コメント 古くはつるはみ。クヌギやドングリを指すそうな。茶色っぽい色。

・萱草 読み:かんぞう 意味:夏になると橙や黄のユリに似た花を咲かせる。
コメント ワスレナグサ属。甘い草と書く甘草とは別物なので注意。

・朱華 読み:はねず 意味:朱色のような赤が強い橙色。
コメント 名前の由来は中国由来だとか梅の古い名前だとかよくわからない。hanesと書くとブランドっぽい。

・木賊 読み:とくさ 意味:落ち着きのある深く渋い緑色。
コメント 竹みたいな植物。繁殖力がえぐいらしい。砥石のように刃を研ぐことができることから砥草とも。

・蘇芳 読み:すおう 意味:紫がかった赤色。
コメント マレー諸島原産の植物だそうです。マレー語に漢字で当て字したものだとか。

・翡翠 読み:ひすい 意味:青緑~黄緑の、宝石のように美しい色。
コメント かわせみとも読む。

・蒲公英 読み:たんぽぽ 意味:たんぽぽのような明るい黄色い色。
コメント 英語だとダンデライオン。「たんぽぽ」と「ダンデライオン」だと高低差で耳キーンなる。

・鶯 読み:うぐいす 意味:うぐいす色は緑系の落ち着いた色。
コメント うぐいす餡が好きです。今調べたけどあれってグリーンピースだったんか!

・苔 読み:こけ 意味:苔色はそのまま苔の色。英語だとモスグリーン。
コメント 虚仮(こけ)は仏語。真実でないことや内面と外面が一致しないこと。

文学作品

・虞美人草 読み:ぐびじんそう 作者:夏目漱石
コメント 虞美人というと項羽の垓下での四面楚歌からの虞や虞や汝を如何せんを思い出します。

・雁 読み:がん 作者:森鴎外
コメント 不忍池でたまたま投げた石が当たって雁が死んじゃう話(ネタバレ失礼)。『大造じいさんと雁』に出てくる残雪はあんなに強者感出してるのに、こいつときたら。

・不如帰 読み:ほととぎす 作者:徳富蘆花
コメント ほととぎすは漢字表記がたくさんあるけれども文学作品としてはコレ。

・檸檬 読み:れもん 作者:梶井基次郎
コメント 丸善に檸檬爆弾を置いてくる話。感性は鋭敏だけどずっと病んでる話ばっかり書くよな。

・カインの末裔 読み:かいんのまつえい 作者:有島武郎
コメント ガリで。

・蒲団 読み:ふとん 作者:田山花袋
コメント いろいろとこじらせてる話、なイメージ。

右? 左?

・左馬 読み:ひだりうま 意味:左右反転した馬の文字。「まう」から舞うのイメージで縁起が良い。
コメント 将棋の駒に書かれることが多い。

・右筆 読み:ゆうひつ 意味:筆をとって文を書くこと。また、中世、近世の武家の秘書役の文官。
コメント 右利きが多かったからか?

・右文 読み:ゆうぶん 意味:文事・学問を重んじ尊ぶこと。右文左武は文武両道的な意味。
コメント 左文右武という言葉もあるっぽいので、右左どっちでもいいっぽい?


今回はここまで。
植物の名前と画像が一致するようになりたいな。
植物図鑑とか買おうかしら。

文学作品に詳しくなりたいな。
青空文庫読みまくろうかしら。

右左に詳しくなりたいな。
右も左もわかりませんので。

次回からは過去問や公式問題集を勉強していきます。


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