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楽曲小噺-メロディのエモさとは-

こんばんはひいろです
更新滞り気味どころの騒ぎではないですが、ちょっと小ネタを書こうかなということで、神激の「喪失のカタルシス」のオチサビについて少し喋っていきます

まずはこれをお聴きください
適当に耳コピした喪失のオチサビです

やっつけなのでクオリティには目をつぶっていただきたい
この部分、感じ方は人それぞれだとは思いますが、私的には最初の「酸素を」の「ん」と「もがいて」の「が」のあたりで感情を揺さぶられると思うんです
これピアノロールで見ると

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ここと

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ここに当たります
ピアノロールというのはピアノの鍵盤を縦に見たものと思ってください
下に行くほど低い音です

二箇所とも前の音から何個か飛ばしてますよね
他の箇所ですと基本的にすぐ隣の音を行き来しているのですが、この「感情を揺さぶられる」箇所は少し離れた音に続いているのです

このすぐ隣の音以外に続くメロディを「跳躍進行」と言います(すぐ隣のオ音に続くのは順次進行と言います)
これを使うことによって躍動感が生まれメロディに様々な表情がつけられるのです

何気なく聴いていて「いいな」と思うところに、実はこう言った仕掛けが隠されていたりします
スマホのピアノアプリを使ったりすれば、自分の好きな曲の「エモい」部分を確かめることも簡単ですので、皆さんもこの跳躍進行を探してみてはいかがでしょうか

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