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『こども庁』から『こども家庭庁』に名称変更する意味ある?

「こども庁」から『こども家庭庁』
「家庭がないのはおかしい」からという与党の根強い意見があり、名称変更したとの事。

それ、子供からしたら『どうでも良い』事じゃないの?全員が全員、家庭があると思ってんのかな。

テレ朝ニュースの記事内で、「こども庁」という名称にしてきた経緯を読めば【家庭】が含まれなかった理由は明白に分かる。そもそも家庭内虐待の子どもであろうが、家庭がない子どもであろうが、【こどもは、こども】というシンプルな考えで作られたのが初期の頃からの理念だったはずだ。

政治部・土田沙織記者:「元々『こども庁』を主導した議員たちは『いじめ』や『家庭内の虐待』などを防ぐため、『家庭の中の子ども』という位置付けではなく、子どもも権利を持つ主体だとしたい思いがあって、あえて『家庭』は入れていなかった」
             テレ朝ニュースより、引用

ここからは個人的な考え方である。

今後、あえて『家庭』を入れた事によって【家庭が無い】【壊れている】。そんな環境にいる子供から相談されるような組織になれるのだろうか?
自身が子どもの立場になって想像すると、わざわざ【家庭】を入れたのは【線引きされた】気がしてならない。何かしら、条件を満たしていないとダメという見えない境界線を感じる。

本当に『こども』のことを考えているなら、名称なんて2の次3の次でしょう。名称を変えるにしても子供が呼びやすい名称にするとか、『子供にとってどうか』という視点ならまだしも…大人が『自分の思想』によって認められてるかどうかという視点。
そんな事が本当に子供の為になると思ってんですか?

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