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留学日記8

荷造りも終わって日本に帰ってきた。
やっと日本のご飯がお腹いっぱい食べられるけど
友達とお別れしたのはやっぱり悲しい。

最終日もチャドといつも通り遊んだ。
綺麗なイルミネーションを見に行ったり、日本食のレストランに行ったりした。(クッソ不味かったけど)


日本に帰ってもまた近いうち遊べる気がしたからチャドと遊ぶのは最後なのにそんなに悲しくなくった。

出発が夜中の1:30だったのに「荷物とか色々大変でしょ?」ってお見送りに来てくれた。本当は見送りに来たかっただけだと思う。(彼も僕と同じ匂いがするので何となくそんな気がする。)

バスを待ってる間は「次はバンドでアメリカに戻ってくるよ」とか「日本に行くためにお金貯めなきゃ」とか色々話ししてて、みんながわんわん泣いてるのに僕らは普通に話をしてた。

だけどやっぱりバスが到着すると悲しくなって2人とも少し泣いてしまった。
でも行かなきゃいけないからお別れを言ったら
チャドは去り際に「君は良い曲を書ける天才だから絶対に有名になれる。絶対戻ってきてね。みんな君が帰ってくるのをいつまでも待ってる」
と言ってくれた。
その言葉を聞いてバンドで海外に必ず行ってやると思った。バンドでオハイオに帰って来れたら最高だから。

飛行機の中で今までの留学を振り返って思った事がある。留学の本当の目的って「自分を成長させる」だけじゃ無くて日本に住んでる事が「どれだけ恵まれてるか」って事を身をもって知る事なんじゃないのかなって思った。それが留学の醍醐味なんじゃないかって思うくらい僕は日本への愛国心みたいな、僕ら若者が日本を守らなきゃいけないんだなって強く思った。

皆んなからしたらそんなんわかっとるわって事かもしれないけど俺は今更気づきました。

日本が今まで以上に大好きになったよ。

日本に帰ってまずあみやき亭に焼肉を食べにいった、普通のカルビが美味すぎて泣いてしまった。
やっぱそういう事だ。

日本に住んでる大切さを忘れちゃいけない。
電車があって、コンビニがあって、美味しいご飯が低コストで食べられる。離れていても新幹線を使えば短時間で何処にでも行ける。

僕らが当たり前に思っている事は当たり前じゃ無くてめちゃくちゃありがたい事だなー。

留学にしては短い期間だったけど
ここ4ヶ月で色々変わった気がするし
いろんな目標もできた。

留学前は絶対こんなやつとは友達にはならんやろって思ってた同級生のやつとめちゃくちゃ仲良くなったり、逆に今まで仲良かったやつと疎遠になった。

アメリカ人の友達も出来て彼らとも最高に楽しい時間を過ごした。

思ってたより俺は行動力あるし1人になっても案外生きていけるもんなんだなって感じた。

大変なことも沢山あったけどその分学びを得た
めちゃくちゃ良い留学だったと思う。

チャドとコビィと離れ離れになるのは悲しいけど絶対また会える。その時まで頑張るぞ!

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