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ロベルト・ペレイラという男

プロフィール

・名前 Roberto Maximiliano Pereyra (ロベルト・マクシミリアーノ・ペレイラ)
・生年月日 1991年1月7日(31歳)
・ポジション MF(トップ下)
・背番号 37
・在籍歴2014-2016

リバープレート→ウディネーゼ。ウディネーゼでの活躍を評価され、アッレグリ監督就任初年度の14-15シーズン、レンタル移籍で獲得。
シーズン当初は、前任コンテの3-5-2を引き継いだこともあり、ポグバ、ビダルの控え的な扱いでメッツァーラでの限定的な起用に終始するも、アッレグリが4-3-1-2に舵を切ったことをキッカケに、トレクァルティスタとしての出番を増やし、シーズン終盤にはレギュラーに定着。得点力にはやや欠けるものの、献身性と潤滑油的な上手さ、『水を運ぶ人』として確固たる地位を築く。


ハイライトは第38節、ヴェローナ戦でのゴール。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31ebd965cb3386c8f4e9d9d9151115cfe9fe3e53

このシーズンの活躍が認められ、ユーベは買い取りオプションを行使、ペレイラはウディネーゼからの完全移籍を果たす。

が、翌15-16シーズン、アルゼンチンの同胞、パウロ・ディバラが鳴り物入りでユベントス加入。ディバラとマンジュキッチのツートップを基軸とした3-5-2に回帰していくチームで、徐々に出番を減らしたペレイラは、翌シーズン、イングランドプレミアリーグのワトフォードへ移籍。大きなインパクトを残すことは出来なかった。

個人的な思い入れ『点の取れないファンタジスタ』

上記でも触れたように、トップ下を主戦場とする割りにシュートが下手、得点力はイマイチ、でもいつの間にかチームに欠かせなくなっている戦術理解度の高さとシュート以外の技術の確かさ。
私が愛するFC東京にもそっくりな選手がふたりいた。
羽生直剛と東慶悟。彼らにそっくりなのである。これは愛さずにはいられない。
今シーズン、またウディネーゼに戻ってきてまたも同胞の期待の星であるデパウルとコンビを組むことになるも、確かな存在感を発揮しているペレイラ。これから先も大ブレイクすることは決してないであろうけども、確かな足跡を地味に残し続けていくであろうことは、確信して言える選手である。

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