故郷と案山子
この記事は、月刊『ドラマ』6月号(2016年)に掲載されたものです。
現在、昼ドラ『サギ師リリ子』以来、お世話になっている、児玉宜久監督と、福井県を舞台にした映画の脚本を創っている。
福井には豊かな自然があり、長い歴史と文化がある。何より、人が良く、第二の故郷にしたい程の思い入れを抱いている。
脚本は、緻密にハコを精査し、ようやく初稿を上げた所である。今後の取材や打ち合わせで、作品をどこまで成長させられるか、楽しみで仕方がない。
最近、地方に縁がある。
昨年は、佐渡島でロケをした映画『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』が公開された。ソフトテニス生誕130周年を記念した作品で、亜季こと平祐奈は公開後、様々なCMに起用され、映画『青空エール』でも、メインキャストを演じる。
珠子こと大友花恋は、現在放映中のドラマ『お迎えデス。』で、主人公の妹、さやか役を演じている他、『金メダル男』公開も控えており、二人の活躍が眩しい。
映画は現在、非劇場を対象とした全国行脚を始めている。
若く有望な女優二人が、ソフトテニスに励む姿が瑞々しい。映画『案山子とラケット』を、皆さんの街にも招いて頂きたい。
HP: http://www.kakarake.com
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