外付けキーボード

世のコンプラが厳しくなってから、社用のパソコンが全く私用で使えなくなった。当たり前では?と言われそうだけど、まだまだ古き良き時代、社員に一台PCが(ラップトップですらないところがミソ)与えられた頃は、会社の端末で私用メールや会社のメールアドレスで子供の学校行事のやり取りなんかも全部ありだったと思う。世にスマホが浸透するとともに社用のPCは社用にスマホの普及で私用のメール自体を使用する事すらも減り、全ての連絡事項をスマホで済ませる様になった。気がついたら子供達も夫も自分のMacBookを持っているのに私が持っているのはiPad Miniだけ。仕事では9時から5時までパソコンに向き合っているのだから、なければなくても困らない。でも、今日の様にふと夜中につぶやきたい時にiPadやスマホにフリック入力するには私はどうしても昭和なんだと思う。思い切って手書きはどうだ?とも思ったけど、それはそれで続かない。ならば自分用のラップトップを思い切って購入すればと言われそうだけど、何か月かに一度つぶやきたいからどいうだけで二十万円そこそこを使うのもなんだかな?と思う。

ということで、外付けキーボードをやっと購入。やはり自慢のブランドタッチでサクサクタイプできるキーボード入力は良い。家族が寝静まって静かになった夜にカタカタと思いを紡ぐのも万年厨二病の私にはピッタリだ。

実は最近、暫くぶりに旧知の方とLINEでメッセージをやり取りすることがあった。お互いに言いたいことならどれくらいあるかわからなく溢れきってる私たちは往復するごとにラインにあるまじき長さのやり取りをしている。3往復ほどして今私で止まっているのも私にキーボード入力する術がなかったから。そして実は外付けキーボードを購入してしまったのもその方に返事を書きたいからなのであありました。 

私用のPCってスマホさえあればなくても困らない。でも、ないとどうしてもできない事ってある。できない訳ではないけど何となく遠のく。それで失う機会損失ってどれくらいあるのかといえば実はあまりなかったりするのかもしれない。けれど私にとってはキーボードを購入してしまうぐらいにはその方へのお返事を書くことが大切であるのだなと思うし、そんなふうにやり取りをできることが嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?