108 Tulip ☆ 博多っ子純情

【MY FAVORITE SONGS 108(私は音楽でできている)】

 漫画アクションに1976年から1983年まで連載された長谷川法世さんの同名のマンガがあって、映画にもなるくらい人気がありました。連載当時、全部読んだわけではありませんが、その後単行本が発売されて全34巻購入して読みました。私からはちょっと上の世代の博多の青春が描かれていて、ニヤニヤしたり懐かしかったりしました。Tulipさんの「博多っ子純情」はその漫画がベースになっていると思います。

 私は福岡市中央区で育ちましたが、自分の言葉は博多弁だという認識は全くありませんでした。博多部には、もっともっとネイティブな博多弁を話す人がいて、語彙もイントネーションも相当濃かったです。私が話すのは「福岡弁」です。あのタモリさんですら、自分の言葉は「福岡弁」だとおっしゃってありました。彼も福岡部である南区で育ったからだろうと思います。

 しかしそういう私のしゃべる言葉も、今ではそこそこ濃く感じられるようです。令和のいまは、それくらい方言がライトになっているのかもしれません。

 もう10年くらい前ですが、知人が県を相手取って裁判を起こすということで、ささやかな励ます会を開いたので、野次馬宜しく出席しました。みなさんお酒も入って、熱を帯びてあ~だこ~だ議論していたのですが、私がちょっと興奮気味に「なんこきよ~とか~(何を言っているんだい)」と言ったら、手を打って大喜びする女性がいました。「久しぶりに品のない博多弁を聞いた~」というのです。どこかで見た人だなと思いましたが、誰だか分かりませんでした。後から聞いたら、地元KBC朝日放送の元アナウンサーでした。

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