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ポータルサイトの見方・活用方法


ポータルサイトの見方・活用方法

1.ポータルサイトとは?

不動産検索でよく耳にしたり目にしたりする検索サイトのことです。
代表的なサイトは
・SUUMO
・at-home
・ホームズ
この3つが主流でしょう。
他にもヤフー不動産などもあります。
ポータルサイトもそれぞれ特徴があります。

2.SUUMO・at-home・ホームズの特徴

・SUUMO
こちらはテレビCMなどで多くの方がご存じではないでしょうか。
物件数も多いとCMでも言ってたりしているだけあって、登録掲載する不動産会社も多くの会社が利用しています。
一般ユーザーが検索しやすいことや認知度が高いことが要因であること。
また、運営している会社が「リクルート」ということもあり、ポータルサイトを利用する不動産会社の審査や登録、使用方法もしっかりとしています。これは、母体が広告会社であるため、使用してはいけない用語などのチェックもあります、(例えば、「最高」「完璧」という用語は広告の使用では使えません。)
このようなことからもおわかりの通り、一般ユーザーが検索するにあたっても一定の水準が担保された掲載物件と感じられるでしょう。
居住用の売買、賃貸の検索サイトとして有効に活用できると個人的に感じています。

・at-home、ホームズの特徴
こちらは、SUUMOと違い広告会社ではないので、自社独自の基準で運用されているイメージです。(個人的な主観です)
こちらでも広告に際して使用できない用語などはもちろんありますが、表現方法は割と自由なように感じます。
それぞれともに、居住用のみならず、事業用の取扱いもあるため、事業用でお探しの方は利用されたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

3.それ以外のポータルサイトは?

売買、賃貸でそれぞれ専門のポータルサイトなどもあります。
例えば、フランチャイズに加盟している不動産会社の場合、フランチャイズ独自のサイトなども見受けますし、賃貸は売買に比べると専門のポータルサイトがあるように感じます。
そのため注意しておきたいのは、この賃貸のポータルサイトの情報はどうなの?と、疑問になるケースがあります。
先ほども書きました通り、「最高・完璧」このような言葉が使用されているサイトの情報は大丈夫かな?と、思ってみられるのが良いかもしれません。
また、これは個人的な経験からくるものですが、ご相談者様からポータルサイトを見て、この物件が気になるんですが、どうですか?
と、URLと物件情報をいただいて拝見してみると、
一例として
■物件情報
賃料8万円|2LDK|65㎡|築10年|分譲賃貸|駅10分圏内
このような感じのお部屋の情報でした。
もちろん、場所によってはこのような条件のお部屋もあると思いますが、
物件の情報は大阪市内のお部屋でした。
他と比べても当時の相場から見ても最低でも10万円~が相場です。
相場よりも安い理由は何か?その疑問を持っていただけるとよいかと思います。
本当、不動産会社は上手に説明をしてくれます。
回答例1
入居から半年間はその条件で、半年以降は賃料が上がります。
回答例2
まずは店舗にお越しください。詳しくは店舗で説明します。
などなど。
このような広告を「おとり広告」「つり広告」と呼んでいます。
昔に比べて数は減ってきている思いますが、まだ少なからずあったりするので、メジャーなポータルサイトで掲載されていない物件を見つけられたら、SUUMO、at-home、ホームズなどの他のポータルサイトでの検索もしてみましょう。それらに掲載がされていないようであれば、よく確認するのがよいかと思います。

問合せフォームにも違いがある

・SUUMO(必須項目)
①氏名
②メールアドレス
③電話番号
④住所

・at-home(必須項目)
①お問い合わせ内容
②氏名
③メールアドレス
④電話番号

・ホームズ(必須項目)
①お問い合わせ内容
②氏名
③メールアドレスもしくは電話番号
④お問合せ先(取扱いが複数ある場合、不動産会社を選択)

SUUMOだけが住所の入力も必須となっているのが他のサイトと違うてんですね。

検索した物件の詳細で押さえておきたいポイント

売買の場合

①引渡しの時期
空家や居住中、建築(リフォーム)中などあります。
居住中の場合、売主が次に住む家をどうするか?それによって、購入者が売買代金を支払ってもすぐに住めるのか?支払い後1週間程度ずれるのか?
また、契約から引渡し(残代金の支払い)に条件があるのか?
例えば、契約後3か月。このような記載があれば、引渡しを受けるまで契約してから3か月先になるということです。

②取引態様
仲介・代理・媒介・売主などがある。
■仲介・媒介は同じと思っていただいてよいでしょう。
契約が決まれば、その不動産会社へ仲介手数料のお支払い生じることです。
■売主
直接取引となるので、仲介手数料はかかりません。
■代理
字のごとく、売主の代理として販売をされている場合ですが、我々不動産会社間では見かけますが、一般の方はあまり目にすることはないでしょう。

③分譲マンションの場合
・マンションの総戸数
・管理会社
この2点は抑えておきたいところです。戸数が少ないと将来的に
・管理費、修繕積立金の値上げ額が高くなる傾向にある。
・マンションの管理組合の理事などが回ってくるのが早くなりがち。
管理会社は多くのマンションでは依頼されていますが、少数派で依頼されておらず、住人たちで管理をする「自主管理」をされている場合があります。管理会社へ依頼していない分、管理費、修繕積立金のコストは下がる傾向にあります。ただ、自主管理でもしっかりと運営されているマンションもあるので、現地でマンションの共用施設や清掃状況など見て判断されるのがよいでしょう。

賃貸の場合

①入居時期
まだ入居中の場合で、現在の入居者が退去するのが決まったら募集を開始するケースがあります。その場合、「入居中」となっています。そのため、室内の内覧はできないので注意が必要です。

②室内写真
過去の写真や、違うお部屋の写真が掲載されているケースがあります。
そのため複数の不動産会社が扱っているようであれば、それぞれの室内の写真を見比べてみるのがよいでしょう。

③条件
先ほど書きましたが相場と比べて安い!と感じるお部屋は安くなる理由が存在するので、安いと思って飛びつく気持ちは抑えて、何が安い理由なのか?確認しましょう。
また、最近は敷金、礼金が「0円」のお部屋が複数増えてきました。
入居時の初期費用を抑えるにはありがたいです。ただ、その反面、退去時に条件が付いているケースもあるので、掲載がなければ、事前に不動産会社へ確認しましょう。
例えば、1年未満の退去の違約金や退去時のハウスクリーニング代など。
契約するときにはじめて知った!とならないように。

まとめ

どのポータルサイトが良いという考えではありません。
そもそも、ポータルサイトへ登録をする不動産会社によって異なるからです。SUUMOは使っているけどそれ以外は使用していない。
逆にat-homeやホームズは使用しているけど、SUUMOには登録されていない。それはごく当たり前にあることです。
またポータルサイトごとに掲載できる文字数や写真の数なども違います。
傾向としては写真の点数を多く掲載できるようになっているように感じます。事前に内覧するために興味関心を持っていただくためには非常に参考になると私自身も感じています。
物件によっては、複数の不動産会社が掲載されている場合も見受けられます。取り扱う不動産会社によって物件が変わることはありませんが、不動産会社によっては対応が異なることもあり得ます。
一般的には、売主が不動産会社の場合、複数の不動産会社が取り扱っているケースが多いです。逆に個人の方が売主の場合は一社だけが掲載されているケースが多いです。
多くの不動産会社取り扱っているので人気があるのではなく、それだけ積極的に掲載を取り組んでおられることがおわかりだと思います。
以前私が別の勤め先の会社で経験したことですが、
自社が売主として販売をしていた時に、複数の不動産会社が掲載してくださっていました。その中で3社から引き合いをいただくことがありました。
それぞれのお話を伺うと、どうやら購入希望者はお一人同一の方で、窓口となる不動産会社を使い分けて、条件交渉をしてこられたことがありました。
窓口となる不動産会社は、その購入希望者しかわかりませんが、情報は売主である私の勤めていた会社にすべて入ってきます。
このような窓口をわけて交渉をされる方はごく稀なケースですが、売主には筒抜けなので、心にとめておいていただければと思う次第です。

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