2019年に見たアニメ作品と個人的BEST12

2019年ももう終わり、ということで今年もたくさんのアニメを見せてもらいました。基本的には自分の好みに沿っているので偏っているのですが、何本見たかを確認がてらまとめた上で、個人的なBEST12(削れませんでした…)を紹介しようかと。順位付けをするものでもないので、順不同です(放送終了済み、最終回まで観たものに限る)。

■2018年秋アニメ※継続(5本)
風が強く吹いている
ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
ソードアート・オンライン アリシゼーション
転生したらスライムだった件
とある魔術の禁書目録III

■2019年冬アニメ(18本)
上野さんは不器用
えんどろ~!
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
ガーリー・エアフォース
ケムリクサ
荒野のコトブキ飛行隊
五等分の花嫁
盾の勇者の成り上がり
ドメスティックな彼女
どろろ
BanG Dream! 2nd Season
ピアノの森(第2シリーズ)
ブギーポップは笑わない
マナリアフレンズ
みにとじ
約束のネバーランド
revisions リヴィジョンズ
私に天使が舞い降りた!

■2019年春アニメ(19本)
異世界かるてっと
鬼滅の刃
キャロル&チューズデイ
KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-
賢者の孫
この音とまれ!
さらざんまい
消滅都市
進撃の巨人 Season 3 Part.2
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
川柳少女
八月のシンデレラナイン
ひとりぼっちの○○生活
Fairy gone フェアリーゴーン
フルーツバスケット 1st season
ぼくたちは勉強ができない
MIX
みだらな青ちゃんは勉強ができない
ワンパンマン

■2019年夏アニメ(22本)
荒ぶる季節の乙女どもよ。
ありふれた職業で世界最強
異世界チート魔術師
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
ヴィンランド・サガ
炎炎ノ消防隊
かつて神だった獣たちへ
彼方のアストラ
からかい上手の高木さん2
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?
ギヴン
グランベルム
胡蝶綺 ~若き信長~
コップクラフト
女子高生の無駄づかい
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
手品先輩
Dr.STONE
ナカノヒトゲノム【実況中】
まちカドまぞく
ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-

■2019年秋アニメ(14本)
アサシンズプライド
戦×恋(ヴァルラヴ)
俺を好きなのはお前だけかよ
GRANBLUE FANTASY The Animation Season2
この音とまれ!(第2クール)
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
ハイスコアガールII
旗揚!けものみち
Fairy gone フェアリーゴーン(第2クール)
放課後さいころ倶楽部
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
ぼくたちは勉強ができない(第2期)
私、能力は平均値でって言ったよね!

■劇場アニメ(12本)
劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel] II.lost butterfly
グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION
劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない
きみと、波にのれたら
天気の子
映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説
ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -
BanG Dream! FILM LIVE
HELLO WORLD
空の青さを知る人よ
冴えない彼女の育てかた Fine

1.ケムリクサ

アニメーションの表現という意味で、ストーリーテリングのために必要なのは美麗な作画でもアクションでもなくて、どう設計図を組み上げていくかにあるのだなと思わされた作品でした。最終話一つ前のカタルシスからのクライマックスは鳥肌が立ちました。

2.盾の勇者の成り上がり

「ケムリクサ」とは違う意味でストーリーの見せ方に引き込まれた作品。昨今の作品ではストレスをかけないか、かけるとしても雑な印象を受けるものが多いのですが、本作についてはそのストレスにもちゃんと意味があって、解消されたときの気持ちの昂りも含めて、ドラマのある作品でした。

3.キャロル&チューズデイ

今の時代にあって、キャラクターたちがその世界に息づいていて、人と人のやり取りの中にさまざまなドラマのある作品って少ないですし、その上で音楽をテーマとして強く紐付けたところに魅力を感じました。音楽の多様性も含めて、素晴らしい作品でした。

4.鬼滅の刃

ストーリーの大筋としては少年漫画の形式をとっていますが、鬼という存在のあり方やそこに向き合う主人公たちの覚悟などがエピソードの積み重ねで楽しめました。勝負所の作画クオリティも凄まじく、音楽やお芝居も相まって、メリハリのある作品だったという印象です。

5.ヴィンランド・サガ

アニメ化すると聞いたとき、あの作品をアニメとして観たかった自分は嬉しかったものの、正気かとも思いました。それだけテーマも重く、制作コストも大きな作品だろうと。今回アニメとして描かれたのはトルフィンにとってのプロローグにあたる物語だったものの、本当に真摯に描いてくれていて、ファン冥利につきました。

6.この音とまれ!

放送を見るまでは期待をしていなかったのですが、いざ見てみると琴を題材にしながらも普遍的なキャラクターたちのドラマ、そして琴の演奏表現へのこだわりなどですっかり引き込まれました。分割2クールでしっかりと描いてくれたのも良かったと思います。

7.ハイスコアガールII

1期の頃から独特の絵柄を表現した3Dモデルと、作中にゲームの画面をはめ込むという技術力には驚かされた作品でしたが、2期ではさらに加速するラブコメ要素がより一層素晴らしかったです。そのドラマの結実ともいえる最終話は、2クール分追い続けてきた視聴者にとってはグッとくるものがあるのではないかと思います。

8.青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

劇場アニメは今年本当に豊作で、正直見れていないものも多い中ではありますが、「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」は1ファンの目線から見てもとても良く作られていた作品でした。劇場アニメという制約の中で何をチョイスするのかというのは、劇中のテーマとも重なる部分もあり、そうした選択の結果生まれた作品は、梓川咲太の選択を描くとともに、確かに牧之原翔子という一人の少女の物語でした。

9.天気の子

「君の名は。」のヒットは新海誠ファンとして確かに喜ばしいことでしたが、その一方で次回作への不安はついて回りました。そんな中公開された「天気の子」はその不安を一掃して余りある、今の時代だからこその新海誠監督のアプローチになっていました。映像を越えて観客に問いかける、それだけの強い力のある作品だと思います。

10.映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説

「この素晴らしい世界に祝福を!」はTVシリーズから勢いのある作品でしたが、映画として制作された本作はさらにギアを上げたかのような振り切り方で、その期待に応えてくれたと思います。映画としても笑いあり、感動ありのエンターテイメントに仕上がっていて、映画館でこそ楽しめる作品でした。

11.ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -

あくまでも外伝という立ち位置ではあるものの、大きな2つのエピソードを上手く組み合わせる構成の妙、そしてシーンに説得力をもたせるだけの作画クオリテイに唸らされました。成長したヴァイオレットを見れるというTVアニメの延長線としてだけでなく、ひとつの作品としてオススメしたい一本です。

12.冴えない彼女の育てかた Fine

作中ではさまざまな出来事は起こりますが、それでもなおアニメでこれだけ恋愛にフォーカスした作品は少ないんじゃないかと思えるぐらい、倫也と恵、2人の関係性に終始した物語が展開する、その潔さに痺れました。制作側のフェティシズムが随所に感じられるカットもあり、映画らしくはなくても映画だからこそできる作り込みでした。


最終的に本数をまとめたら90本でしたが、果たしてこれが多いのかどうかは自分でもわかりません。でももう少し見たかったなというのが正直なところなので、来年はもう少し時間を作りたいと思います。


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