2020年に見たアニメ作品と個人的BEST14

年内には間に合わなかったのですが、2020年もたくさんのアニメを見せてもらいました。基本的には自分の好みに沿っているので偏っているのですが、何本見たかを確認がてらまとめた上で、個人的なBEST10(+収まらなかった劇場4本)をピックアップ。順位付けをするものでもないので、順不同です。放送終了済み、最終回まで観たものに限ります。時期の区分けはおおよそ放送終了時期に合わせます。

■2020年冬アニメ(25本)
アイカツオンパレード!
異世界かるてっと2
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
ID:INVADED イド:インヴェイデッド
インフィニット・デンドログラム
映像研には手を出すな!
推しが武道館いってくれたら死ぬ
虚構推理
空挺ドラゴンズ
恋する小惑星
SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!
ソマリと森の神様
ちはやふる3
ドロヘドロ
22/7
ネコぱら
ハイキュー!! TO THE TOP
BanG Dream! 3rd Season
pet
へやキャン△
僕のヒーローアカデミア(第4期)
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
魔術士オーフェンはぐれ旅
群れなせ!シートン学園
ランウェイで笑って

■2020年春アニメ(20本)
アルゴナビス from BanG Dream!
アルテ
イエスタデイをうたって
ULTRAMAN
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
かくしごと
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~
神之塔 -Tower of God-
グレイプニル
社長、バトルの時間です!
白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE
新サクラ大戦 the Animation
球詠
継つぐもも
波よ聞いてくれ
八男って、それはないでしょう!
BNA ビー・エヌ・エー
プリンセスコネクト!Re:Dive
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません(第二部)
LISTENERS リスナーズ

■2020年夏アニメ(15本)
あひるの空
天晴爛漫!
宇崎ちゃんは遊びたい!
うまよん
彼女、お借りします
銀河英雄伝説 Die Neue These
THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld THE LAST SEASON
デカダンス
とある科学の超電磁砲T
放課後ていぼう日誌
魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
Lapis Re:LiGHTs
Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season4

■2020年秋アニメ(23本)
アサルトリリィ BOUQUET
安達としまむら
池袋ウエストゲートパーク
いわかける!
おちこぼれフルーツタルト
神様になった日
神達に拾われた男
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦
くま クマ 熊 ベアー
ゴールデンカムイ(第3期)
ご注文はうさぎですか? BLOOM
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
戦翼のシグルドリーヴァ
体操ザムライ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll
トニカクカワイイ
ハイキュー!! TO THE TOP
まえせつ!
魔王城でおやすみ
魔女の旅々
魔法科高校の劣等生 来訪者編
無能なナナ
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

■劇場アニメ(4本)
劇場版「SHIROBAKO」
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」III.spring song
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

1.ID:INVADED イド:インヴェイデッド

 作中の仕掛けも含めて、すごく意欲的な作品だったなと。点で捉えても全容は見えてこず、全ての話数を視聴し終えたときにその全体像が見えてくる。TVシリーズの尺でこれだけの練り込みをして、かつ魅力的に映る作品は稀有だなと思いました。

2.空挺ドラゴンズ

 3DCGは年々進化を重ねてきていますが、2020年に一番驚かされたのはこの作品でした。ドラマとしての面白さはもちろんのこと、食べ物をこれだけ美味しく描く3DCGは今まで無かったですし、キャラクターの描写にしても良い意味で3DCGの癖を感じさせない自然な作りでした。

3.イエスタデイをうたって

 精緻なディティールで当時の時代背景をしっかりと描写しつつ、自然さを感じさせるキャラクターのお芝居によってドラマとしての説得力を持たせていた、この時代に楽しめることが嬉しい作品でした。

4.かくしごと

 全話を通じてコメディとしての面白さが盛り込まれた上で、作品の軸として通す父子の物語は、ただただ感動でした。昔から久米田作品に触れてきた上で、こんな感動を味わえるとは思ってもみませんでした。

5.銀河英雄伝説 Die Neue These

 もともと1クール分は以前の放送で見ていたのですが、今回劇場上映のエピソードを見たことで、一気にその魅力に惹き込まれました。ラインハルトとヤン、それぞれを取り巻く登場人物たちの濃密なドラマが詰まっていて、続きも楽しみです。

6.デカダンス

 序盤の仕掛けや中盤以降の盛り上がりと、オリジナル作品の中でも特に作りの素晴らしさに惹き込まれた作品。1クールのスケール感としてはもったいないほどでしたが、その上であのエンディングを用意してくれたことに、万感の思いでした。

7.やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

 もともとずっと追いかけていた作品だったこともあり、やはり結末までを描いてくれたことが嬉しいのですが、原作の流れを汲みつつも随所にアニメならではの間の使い方やお芝居が盛り込まれていて、それがすごく印象的でした。

8.体操ザムライ

 最初の情報を見たときは正直期待していなかったのですが、実際に見てみると話数が進むごとに惹き込まれる自分がいました。体操選手としての再起を目指すという柱はありつつ、取り巻く人々のドラマもしっかりと描かれていて、エンディングも素晴らしかったです。

9.魔女の旅々

 もともと好きな作風というのもありますが、エピソードの構成も見事でしたし、作画も安定して素晴らしかったので満足度が高いです。キャラクターの魅力もですが、スポットで登場するキャラクターたちをどう描くかという意味でも素晴らしい作品でした。

10.ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 μ's、Aqoursと続く「ラブライブ!」シリーズの系譜の中で、自分が見たかった物語はここにあったなと言える作品でした。どれが秀でているとかではなく、スクールアイドルという存在の多様性みたいなものを描いてくれたことに、シリーズの一作としての大きな価値を感じました。

11.劇場版「SHIROBAKO」

 TVシリーズのその後を描く物語として、成長したあおいたちの姿を見ることができたのは純粋に嬉しかったですし、その上で単純ではないアニメーション制作の難しさを商業的な側面、クオリティの側面で描いてくれたことに、この作品の素晴らしさはあると思います。

12.劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」III.spring song

 Fateシリーズの原典である「Fate/stay night」。そのエピソードの中でも個人的に最も映像化が困難だと思っていたHeaven's Feelを最後まで描いてくれたことにただただ感謝するとともに、その上で士郎と桜、桜と凛などなど、あらゆる対比を描いてくれたことで物語の締めくくりに相応しい最後だったと思います。

13.劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

 外伝が思いのほか素晴らしかったこともあり、その出来栄えが一層期待された作品ですが、とにかくヴァイオレットという女性の人生を描くという意味で濃縮された作品だなと思いました。ギルベルトと向き合うシーンは、その密度が特に凝縮されていて、しびれました。

14.劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

 これだけの結果を叩き出した作品を評するのもなという感じではあるのですが、中盤までのちょっとたるんだ空気感から、クライマックスに向けてギアを上げていく感じはTVシリーズのような勝負所の見極めを感じさせました。初見で見たとき、終盤の激突にはしびれざるを得ない。

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