個人的に偏愛する平成アニメ10本
Twitterに投稿した、個人的に偏愛する平成アニメ10本をまとめました。基本的に同じ監督のものは除外しています。
1.ちっちゃな雪使いシュガー
ドイツの街をモチーフとした、当時としてはかなり作り込まれた世界観に惹き込まれるとともに、シュガーとサガのみならず、様々な登場人物が関わり合っていく心に響く作品でした。
2.宇宙のステルヴィア
個人的にはアニメを本当の意味で好きになった作品。宇宙災害に立ち向かう様を描く壮大さと、片瀬志麻の成長を描く等身大な部分が上手く交わり合う、26話の中に詰め込まれたドラマが好きです。
3.GAD GUARD
スチームパンクな世界観の中で、主人公のハジキとライバルのカタナをはじめ、さまざまな登場人物がGADを取り巻く騒動に巻き込まれていくロボットアニメ。個人的には若者たちの群像劇として楽しんでいました。
4.ソルティレイ
災厄によって行方不明になった娘を探すロイと、謎多き機械の少女ソルティの出会いから始まるSFアクション。ロイの人間らしさと、そんなロイを慕うソルティの姿に心打たれる作品でした。
5.ノエイン もうひとりの君へ
平行世界を題材とした、作り込まれた作品設定が魅力のSFアニメ。その緻密な作品世界はもちろんのこと、主要な登場人物全てに見どころがあって、彼らがそれぞれの意思をもって行動する姿に心打たれました。
6.true tears
恋愛を取り扱う作品はもともと好きなんですが、その中でもこの作品は思春期ならではのゆらぎや地域性を感じさせる環境、そして乃絵というキャラクターのあり方などに惹かれました。
7.たまゆら
ここまでひとつのシリーズに気持ちを注いだことがなかったなと思えるほど、自分にとっては印象深いです。カメラが作品のキーにはなるものの、主人公の沢渡楓と友人たちが竹原での生活を通じて成長していくその様子を、まるで親戚の様な目線で見れる作品でした。
8.蛍火の杜へ
もともと中編ぐらいの劇場作品は好きなんですが、その中で今でも心に残っている作品です。決して触れ合うことのできない2人が、それでも気持ちを重ね合う姿に心揺さぶられましたし、息遣いを感じさせる静かな作品作りが印象的です。
9.たまこまーけっと/たまこラブストーリー
「けいおん!」の劇場版を見てからというものの、すっかり山田尚子監督に魅了されているのですが、その中でもこの作品が特に好きです。温かな日常の風景と、その中で表現されていく人間関係の描写は、そのカメラワークも含めて他に無いなと思います。
10.凪のあすから
前半はなんだかモヤモヤと進んでいく印象なんですが、そうして表現していった人間関係のいざこざが中盤以降で一気に機能していく作品の作りに唸りました。話が進むことでキャラクターごとの内面も見えてきて、それがまた沁みるんですよね。
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