木下富美子(木下ふみこ)都議会議員の無免許運転事故が色々不可解な件

雲隠れ無免許都議として知名度の高い、木下富美子(木下ふみこ)東京都議会議員による2021年7月2日の交通事故には、様々不可解な点がある。

高島平3丁目交差点

↑ https://goo.gl/maps/u3tNAgkmLWDeMFGv7より

7月2日(土) 午前7:30 頃、免許停止中に自動車を運転し、 高島平駅前交差点の右折帯にて他の車に従って曲がろうとしていたところ、 私の車が先頭になっているタイミングで、後方よりクラクションがなりました。 前に出過ぎていることを注意されたと思い、低速でバックしたところ、 後方に停車していた自動車にぶつかる事故を起こし、自動車に搭乗されていた方にお怪我をさせてしまいました。(都議会議員 木下ふみこ 都民の皆様へ)

のっけからだが、7月2日は金曜日である。

交差点内の右折レーンで自動車を後退させるとは危険この上ない。「前に出過ぎていることを注意されたと思」ったというのは、おそらく木下都議お得意のウソであろう。事故被害者の証言によると、木下都議の運転する車両は右折可の表示に信号が変わっても進行しなかったというから、右折可能な状態で「前に出過ぎている」事はあり得ない。

高島平2

↑ 【独自】“無免許”都議“当て逃げ”か 被害者がJNNに初証言 - YouTube より

これは事故被害者のクラクションに腹を立てた木下都議が、相手へ威嚇・攻撃する目的で意図的に車両を後退させた可能性が大きい。つまりこの事故は過失ではなく、事故とは別に傷害罪にとわれるうる行為である。

木下都議は1期目の任期中に少なくとも4回の免許停止の行政処分を受けているという(処分の前歴が過去3年間をスパンとしてカウントされるため、任期4年でみるともっと多いこともあり得る)から、遵法意識が極端に低いのには間違いがないし、ハンドルを握ると豹変するタイプの運転者だったのかも知れない。無免許の状態を認識しつつ(しかも自身の選挙中に!)能動的に自動車事故を起こすほどのモチベーションとなる怒りとは理解不能である。

高島平2_2

↑ 【独自】“無免許”都議“当て逃げ”か 被害者がJNNに初証言 - YouTube より


右折しようとしていたはずの木下都議の車は、信号が青にかわるとそのまま直進。(上掲動画より文字起こし)

事故が発生したのは短い右折可能信号の間であるから、直ぐに信号は赤にかわっただろう。木下都議も自ら「私の車が先頭になっているタイミング」と記しているように、右折レーンの先頭は交差点のド真ん中である。進行方向の信号が赤になれば当然、垂直方向の車線の信号は青になり、木下都議の車両と被害者車両はその車線上に停止していることになるから著しく邪魔であり危険なはずだ。信号が再び青になるまの数分間を加害・被害の両者がそれぞれ車内で睨み合っていたとも考えられないから、実際には両者は信号無視の状態で事故直後に北進したのだろう。追跡を試みた事故被害者が自身の信号無視の後ろめたさから「信号が青にかわると」との文言を挿入したのかも知れない。


無免許運転(犯罪行為)の事実とその後の議会欠席&報酬支給にばかり耳目が集まる中、事故自体の異常性にあまり言及がないように思うが、起訴により公判請求がなされ、事故の全容も裁判でおいおい明らかにされるだろう。


最後に、木下都議が初当選を果たした時(2017年)の選対中心メンバーによる、木下都議の人物評を紹介したい。氏は大学時代の木下都議の後輩(1学年下)で、2期目となる今回の選挙にはかかわっていないという。

木下ふみこさんの能力は、あらゆる面で図抜けています。
一点だけ、敢えて欠点を挙げるとすれば・・・
自動車の運転だけは、上手ではありません。
木下ふみこ都議会議員への想い 元選対メンバーとして - YouTubeより)



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