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一匹狼

一匹狼という例え言葉がある。
ポジティブにとらえれば、自分自身で判断し、独立独歩、他人に頼らず行動できる人である。
一方、ネガティブにとらえれば、周りとの協調性が少なく、自分勝手に動く人でもある。
いずれにせよ、人と群れるよりは一人を好む人を例えた言葉である。

自分自身を考えた時、ここまでポジ・ネガ極端でないにせよ、基本、一匹狼である。
要は、単にめんどくさかったり、他人をかまったり、他人にかまわれたり、そういったことを好まず、気楽が一番と思っているだけなのではあるが。

多分これは、幼い頃から放任主義の親に育てられ、自分のことは自分で、その代わり、人のことには一切かまわない、そんな行動癖がついてしまったのだろうと思う。

「人は人 吾は吾なり とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」
難しすぎて一切その著書を読んだことがない、西田幾多郎の言葉があるが、この言を昔から気に入っていて、かくありたいと頭の片隅に入れている。

今日は「寸心忌」。
西田幾多郎の忌日である。


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