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ラスベガスでポーカーをする

こんにちは。 @Higashi2314 です。GW前後の二週間、キャッシュゲームをプレイするためにラスベガスに滞在しました。
ラスベガスのポーカー事情に関しては、諸先輩方の記事がいくつかかあり出発前の準備にとても参考になったので、僕もポーカー事情に限らず諸々をまとめた記事を書くことにしました。滞在中に気が付いたことを垂れ流すためまとまりがない記事になりますがご容赦ください。

交通 / 宿泊

Expediaでまとめて手配しました。費用を抑えるというよりはリーズナブルだけどそれなりに快適で便利、というプランにしました。
飛行機はUnitedで往路が成田→ロサンゼルス→ラスベガス、復路がラスベガス→サンフランシスコ→成田です。

ロサンゼルス空港での乗り継ぎはいったん荷物を受け取ってから預け直し、国内線のゲートまで移動という手順でした。
マッカラン空港(ラスベガス)は、手荷物受け取りまでの順路がわかりづらく私は混乱して間違えて別のターミナルに移動してしまいました。
複数のターミナルがありそれぞれにBaggage Claimがありますが、基本的に到着したターミナルにて受け取るようになっているようです。
復路は乗り継ぎ空港での荷物受け取りは不要でした。

空港、ホテル間の移動はタクシーを使いました。空港→ホテルは$27, ホテル→空港は$20程度でした。値段の違いの理由は謎です。

Polo Towers に滞在しました。ストリップの中心部にあり、Aria, Bellagio, MGM, Planet Hollywood, Caesars Palace, ちょっと頑張ればThe Venetianといった主要なポーカースポットが徒歩圏内でとても便利です。
Polo Towersのすぐ近くにはTravelodgeという安い宿泊施設もありましたが、虫が出るとのレビューがあったため避けました。
ちなみに、地図上では道を挟んだ向かい側がAriaですが間の大通りは歩行者は横断できないため少し北にある歩道橋を使うことになり見た目ほどには近くありません。

Expediaでホテルと航空券の予約をまとめてしまったためそれぞれの費用の内訳がわからないのですが、15泊+航空券で合計で税込み244,676円でした。
またこれに加えてホテルにて一泊32ドルのリゾートフィーを徴収されます。ラスベガスのちゃんとしたホテルでは多かれ少なかれ取られるようです。これはExpedia等での予約時の合計金額には含まれていないので注意してください。
これを加えて合計経費は約30万円でした。

通信事情

日本であらかじめ4000円二十日間のReady SIMを購入しSIMフリーのスマートホンに挿して持って行きましたが、空港、ホテル、カジノでは基本的にWifiが入るようなのでなくても構わないと思います。
ただ、BellagioやAriaのWifiは二時間程度に一度切れてログインしなおさなければいけないのが少々面倒なのでSIMがあれば快適です。
僕が購入したもので残念ながら通信容量が1.5GBしかないのでプレイ中の暇つぶしでネットサーフィンをするのに使ってしまうとすぐに枯渇してしまいました。

気候

ラスベガスは砂漠の真ん中に作られた街だけあって、どこも日本人の感覚からすると異常に乾燥しています。
顔やら目やらがとても乾くので、なにかしらの保湿グッズを用意しておくと良いと思います。コンタクトレンズの方は目薬もあるとよいかもしれません。

日中の屋外はとても暑いです。5月上旬でさえ日中外を歩くのはつらかったので真夏は殺人的な暑さなんだろうと思います。一方でカジノ内はしっかり冷房が効いていて寒いくらいなので上に羽織るものは必ず持っていくべきです。

ポーカールーム

Ariaの2-5, Bellagioの2-5, 5-10, MGM, phの1-2, The Venetianの2-5をプレイしました。各ルームの特徴として覚えている限りでは以下のような感じでした。

Aria

- 人が多い、だいたいいつ行っても1-3と2-5は立っている
- 2-5が200bb, 5-10が300bbとmax buy-inが大きい
- 上の影響か、同ステークスで比べるとBellagioより少しレベルが高い
- Wifi まずまず、ただし一定時間で切れて毎回メールアドレス入力
- 寒い
- 照明が暗め
- 若干テーブル間が狭く、シートによっては後ろを人が通るたびに椅子を引くことになる

ポーカールーム横にあるハンバーガー屋がよかったです。

Bellagio

- 2-5が100bb, 5-10が150bb max buy-inなのでステークスアップした直後でも気軽に入りやすい
- Limit HoldemやMix gameなどの変わったゲームの卓も毎日立っている模様
- Wifi まずまず(Ariaと同じ)
- 明るい

Noodle という中華系麺類レストランがリーズナブルで味もまずまずでした。僕はひたすらワンタン麺 ($16.5) を食べていました。ポーカーテーブルでも注文できます。

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MGM

Bellagio, Ariaと同系列でWifiやプレイヤーカードも共通のものが使えます。上記二箇所に比べるとカジュアルな雰囲気でステークスは1-2が中心、バッドビートジャックポットやハイハンド、深夜に抽選でお金配るといった特典がありますがその分レーキは高くなっています。

1-2しかプレイしてませんが、ステークス相応のレベルという感じでした。

The Venetian

Aria, Bellagioに並んで人が多く様々なステークスの卓が立つカジノです。最終日に半日ほど滞在しただけなので詳しいことはわかりませんが、平日夜で5-10の卓がありました。

Aria, Bellagioと違いバッドビートジャックポットやハイハンドといったボーナスがありそのためポットからとられるレーキは少し高くなります。2-5の場合、どうやらフロップを見るたびに$2がジャックポット等のために徴収されている模様でした。僕がプレイしていた時にはバッドビートジャックポットには24万ドルたまっており、JJJJ以上で負けた場合にもらえるということでした。なかなか夢がある数字ですね。

たまたまかもしれませんがWifiはひどくてほとんどまともにつながりませんでした。ここをメインにする予定なのであれば通信手段を用意していったほうがいいかもしれません。

また、後述しますがここでは銀行のようにお金を預かってもらうことができます。僕は現金を持ち帰りたくなかったのですべてこちらにデポジットして帰国しました。

追記:

ということで、wifiはちゃんと使えるはず、とのことです。

planet hollywood

見学がてら1-2をプレイしに行きました。基本的に1-2しか立っておらずプレイヤーのレベルは低く感じました。
いわゆるバリューを打っていれば勝てるフィールドだと思いますが、なんとなく雰囲気も場末感ありプレイヤーのマナーにも問題がある(テレビ見ててアクションが遅い、引かれて切れる等)ように感じたため、再訪することはないかなという感想です。デイリーのトーナメントも開催されているようです。

ポーカーはともかくとして併設されているショッピングモール的なエリアにはレストランもたくさんあり、その中のイタリアンに一度行きました。比較的リーズナブルでとても美味しかったです。

初めての人向け:ポーカールームでのお作法

オンライン勢などライブに慣れていない人向け情報。しばらくやって回りを見ていればだいたいわかることばかりですが……。

シートに座る

ポーカールームに行って、受付的なところにいる人(Aria, Bellagioなら入口)に "Can I play two-five?" などと声をかければよきにはからってもらえます。席に空きがあれば「x番のテーブル行って」などといわれるのでそのテーブルを見つけて空いている席に座り、プレイヤーズカードをディーラーに渡せばOKです。席に空きがない場合はウェイティングリストに名前を入れるため、名前を聞かれます。必ずしも本名である必要はないので向こうの人が発音しやすくてアナウンスされたときに自分とわかる呼び方を伝えればよいと思います。

チップは卓につく前に自分でキャッシャー(奥に格子で区切られた窓口がある、受付が兼ねているところも)に行って購入してもよいですし、卓でキャッシュ(や大きいチップ)をディーラーに見せれば人を呼んでチップを持ってきてもらえます。

ドリンクを頼む

ドリンクいりませんか~とテーブルをめぐっているお姉さんがいるので近くに来た時にほしいものを伝えましょう。水の場合はだいたいその場でもらえて、ほかの飲み物の場合はのちほど持ってきてくれます。飲み物を受け取る際に$1チップを渡しましょう。現金でもチップでも構いません。$1チップがない場合にはディーラーにチョップしてくださいと大きいチップを渡せば換えてくれます。

ディーラーへのチップ

基本的にポットを取ったら最低$1ディーラーにチップを渡すのが作法のようです。プリフロップで終わった場合に渡すかは人によって違うようです。僕は大きいポットになった場合を除いて渡していませんでした。

こちらも$1チップがない場合には両替してもらってから渡す、で問題ありません。

コンプ

プレイを始める前にプレイヤーズカードを作ってもらって卓についたとき、移動したときには必ずディーラーにカードを渡すようにしましょう。場所によりますが一時間あたり$1~$2のレーキバックをもらえてカジノ内のレストラン等で利用できます。

系列ごとにカードは共通になっているようで、Aria, Bellagio, MGMは同じカードが使えます(コンプはそれぞれ独立です。)

手持ちのカードが使えるかわからなければ受付等で全部見せれば教えてくれると思います。ない場合もMGM系列の場合はポーカールームですぐに作ってもらえます。The venetianはコンシェルジュ的なところに行く必要がありました。

MGM系列の場合レストラン等でためたポイントを使いたい場合には、ポーカールーム内で事前にレシートを発行してもらい会計時にそれを渡すという手順になります。ポーカールーム内にいるスーツを着た偉そうな人にコンプを使いたいと声をかけ、金額を聞かれるので必要な額を伝えましょう。おつりは出ないので事前に値段を調べておくか足りないくらいの額にするとよいでしょう。チップは含まれないので、金額の20%程度は現金でチップを出すのがよいようです。

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フードを頼む

席を立ってレストランに行ってもよいですが、テーブルがいい場合にはプレイを中断するのはもったいないですね。そういう場合にはテーブルに食事を持ってきてもらうことができます。ディーラーに "Can I order food?" 等お願いすると人を呼んでくれます。来てくれるスタッフがメニューを持ってきてくれるのでその中から選んでもよいですし、メニューが常備されていないお店でも(頼みたいものを覚えていれば)注文できます。コンプを使って支払いたければ注文する際にプレイヤーズカードを渡しましょう。

しばらくすると食事を運んできてくれるので、コンプが足りなかった場合には料金を払います。支払いは現金でもテーブル上のチップでもどちらでも大丈夫です。(クレジットカードは使わなかったのでわかりません。)スタッフの方へのチップを忘れず。

デポジット

カジノによっては現金を預かってもらうことができます。ラスベガスストリップ周辺は治安の問題はなさそうで大金を持ち歩いていても危険は感じませんでしたが、とはいえ預けられるならそうしたほうが安心ですね。

僕の場合は必ず再訪するだろうということでお金を置いて帰ろうと計画していたのですが、いざ最終日にBellagioで聞いてみるとそんなサービスは無いと言われ非常に焦ったのですが、TwitterでThe Venetianで預けられると教えていただきました。

追記: Bellagioのメインキャッシャーで聞いて断られたのですが、後日ポーカールームのキャッシャーでBellagioも頼めばいけるはずだよ、と教えていただきました。

ID(パスポート)とプレイヤーズカードを持って、メインのキャッシャーに行き現金をデポジットしたい、と伝えると記入が必要な書類などを渡されます。プレイヤーズカードは作ったばかりのものでプレイ履歴等が全くなくても対応してもらえました。有効期限等や、僕の理解する限りでは口座維持手数料のようなものもかからないようです。引き出しはテーブルやキャッシャーにて可能ということです。The Venetianは卓もたくさん立っていたのでこの一点だけでもメインの拠点にしたくなりますね。

おわり

以上です。いろいろ書きましたが、プレイヤーはフレンドリーだし、ディーラーは上手でレーキも安い、ラスベガスでのポーカーはまさしく最高でした!(&ゲームもそれなりにソフト) 
ライブキャッシュ行ってみようかな、という方はぜひとも候補として検討してください。移動時間と交通費の問題はありますがきっと楽しいと思います。

ポーカーのプレイそのものについてはまた別の記事として書こうと思います。お読みいただきありがとうございました。

ソルバーによる解析を軸にいろいろな動画の作成や記事の執筆をしたいと思います。