MZM大騒動 現地大暴れで記憶飛んだから配信で記憶を取り戻した話

2023/5/21 KT Zepp Yokohamaにて行われたMonsterZ MATEのライブに参戦してきました。
いやすごかった。本当にすごかった。全部すごかった。大騒動のタイトルに相違ない大騒ぎだった。
2階席で全力で暴れすぎて公演中の記憶が飛び飛びなので、配信を買って保管しつつの記録になりますが、配信映像も本当にすごかった。BD予約した。

とりあえず時系列順に書いていこうとは思うのですが、全23曲あったらしいので、1曲ずつ詳細にというよりはブロックごとの感想になると思います(クソ長くなるから)
てか23曲ってすげぇな。アイマス並みだぞ。
あと2階席で入場押したため前説は聞けなかったんですが、配信で見てゲラ笑いしました。サイコー♡
それと本編とは関係ないんだけど、客層の男女比が噂通り5:5(気持ち女性が多いかもしれないけど、それでも4.5:5.5くらい)でびっくりした。

とりあえず前提として、技術が凄かった

時系列順って言ったけどこれだけ先に話させてください。
バルスの技術すごいな!?
Vのライブで現実の話をして申し訳ないんだけど、生バンドライブでどうやってバーチャル=スクリーン投影と親和性を図るのかなってすごく気になってたんですよ。
(気になって他所のライブ記事とか漁ってたくらい)
それで、当日はまったく気にならないのめりこんでたのですが、配信で1階席目線で見て、改めてすごいな!?って驚きまして。
これ、映像の中のバックモニターを両サイドで斜めに配置して、さらにその奥の正面に照明を置くことによって、ヴァーチャル世界の奥行きを演出してるんですね
で、1階席は最前列にでも行かない限りステージの縁が見えないので、奥行きと相まって「ステージに立っている感」がすごくあった。マジでヤバイ。この手があったか。考えた人天才。
そこに、MZMふたりの10年来のステージパフォーマンスが乗っかるわけだから、技術的な意味でも精神的な意味でも本当に「ステージ上に存在していた」。何度でもいうけど本当にすごかったです。

そういうわけで本編の話

ブロック1:掌ダンス~炸裂ダイス

1曲目が掌ダンスなの天才でしょ
こっちが身構えてる生バンドライブで、イントロなしのアンジョーボーカルでぶん殴ってくるのは正解なんよ…。シンガロング+クラップが入ってて、歌詞に「ついて来れるなら Shall we?」「拳を突き上げろ」、そしてバンド映え。大正解しかない。(あと終演後に『歌詞ニー』の内容を思い出して、これを1曲目にやるのクソ熱いな…ってなった)
そこに新衣装が乗っかるんだから、もうテンションブチあがるしかないんですよ。
お披露目告知もなくいきなり新衣装お出ししてくるMZMサイコー。

からの、Diver×Diver→トロピカの2連撃は誰も予想してないと思う。どっちかは来ると思ってたよ。両方だったよ。最高かよ。トロピカのコーレスしたかったから夢叶った。次はタオル回させてね。そんでもって新曲ですよ。炸裂ダイス。ここで差し込むか。こういうライブの好きポイントなんですけど、知らん曲出されても2番に差し掛かる辺りでは観客みんなシンガロングとかコーレス対応してくるんですよね。その場で起こる熱さってライブならではなのでめっちゃ好きです。それはそれとして次回はクラップとシンガロングがっつり頭に入れて臨みたいです。
あとここから照明でレーザー生えてきてテンション爆上がりした。2階席から見るレーザーめっちゃカッコよかった。

ブロック2:セレナーデ~Mapril~Bikidan

ジョーさんが歌う女の子が好きっていう層一定数いると思う。こう、面倒なんだけど可愛らしくて強かな女の子。みんな言ってるけどMCのポンなお兄ちゃんによるアンジョー体操からのノータイムで情念たっぷりなセレナーデは温度差えぐいんよ。
そこからのまぷコラボ。関係ないけどジョーさんと立花ちゃんの組み合わせ好きです。対あっくんや緑仙さんとかもそうだけど、お兄ちゃんしてるアンジョーさんが好き。
生バンドのブルスクもポップさが増してて可愛かったんですけど、シンフォニアは反則。ヤバイ。バンド版シンフォニア路地裏の治安の悪さマシマシでカッコいいんだよ。
まぷの本家シンフォニアもMZMカバーも大好きだから、コラボで聞けて本当に嬉しかった。あざ笑うようなコーサカのラップとそれに負けじと立花ちゃんが治安悪く叫んでるのも、谷田ちゃんの可憐な高音とジョーさんの色っぽい中高音の重なりも。全部好き。

からの-Hanakin-&Bikidanは畳みかけにもほどがあるでしょうよ。両方とも和風のシンセサイザーが映える曲だったけど、生バンドのベースの強さが加わるとマジで色っぽくてカッコいいんよ。路地裏から一気にアンダーグランドに潜っていく感があってめっちゃかっこよかった。

ブロック3~4:ワニコーと準レギュラー

間にMC挟むけど曲数的にまとめて。
ワニコーはCDやPVで出てるOne Da Landとか透明な日曜日とかあの辺でしか聞いたことなかったけど、KREVAとかRIP SLYME、ケツメイシがド世代な年齢なので、みなおかOPもウィルキンソンもめっちゃ楽しく聞けました。
とくにウィルキンソンは酒飲みにはおなじみのあの緑の瓶のジンジャエールで(笑)噂はかねがねといった曲だったので好きになりました。コールめっちゃ楽しい曲だな。
生バンドの透明な日曜日のメロウな空気感もいいですねぇ、ギターがすっごい良い味出てた。本当に酒飲みながら日曜日に聞きたい曲。

で、このチルい空気の中からあのいつもの動画が始まるとはだれが思うか!!(笑)会場でゲラ笑いした。
からのHOWL!2021年末のチューバウトを後追いで買ったときから思ってたんだけど、天開さんのオリジナルのHOWLはウルフルズっぽくてアンジョーさんはミスチルっぽいんだよなぁ。ここにコーサカのラップが乗るのがどこか懐かしさを感じるノリで好き。あと天開アンジョーの声の相性好き。
メイカさんとアンジョーのChoCoolNiceGuyは二人ともキレがよくてwコーレスも楽しかったです。なんか2010年くらいのアニソンとかボカロみたいな懐かしさ感じたなぁ。(ジョーさん生き生きしてたよ)

ていうかこっから先がね、いつ面が過ぎてね。笑いすぎてお腹痛くなった。メイトなやつらは本当にノリが良くて大好きです。ここ5年のプロデューサー歴で染みついたノリだわ。次の機会があったらもっとコール入れたい!ハイハイ!! ハイハイ!! Fu!Fu!Fu!Fu!お祭り曲があるのはやっぱいいなぁ。
それはそれとしてあっくんは可愛いし、さとホはところどころ口悪いしw煩悩2023今から楽しみです。

ブロック5:千年愛~ラジー

だから前のセクションからの落差よ。
とにかく初手でバンドアレンジの千年愛はズルいのよ!!ライブ終わったあとのツイートの第一声が「千年愛最高」だったくらいにマジのマジで刺さりました。ヤバい。元が打ち込み基本のエレクトロな曲だったのが、ベースとドラムは重たいわギターは攻撃的だわで、なんかこう、元曲が「人工知能の狂った愛」だったのが「モンスターの執着の愛」になったような。
いやもう本当にカッコいい。(あとド初期のライブ用3DのMVがバックモニターに映っててなんか重なる瞬間がエモかった)

そこからRullett!!でアンジョーのアカペラ入りとか追い打ちにほどがある。サビのパフォーマンスがいちいち可愛かったなぁ。そしてhero_はクラップの中に響くコーサカのラップがかっけぇんですわ。本来の爽やかさにバンドの力強さが乗ってすごくよかったなぁ……。

そして本編の締めのラジーね、もうクッッッッッソかっこいいのよ!!
なんか今日のブログ最高とカッコいいしか言ってないね!?
私はラジーのBメロでクラップするのが夢だったので実現できて嬉しかったです、マジで。あとジョーさんがエッロい。ずっとエロかった。
もうバンドとラジーの相性はいいに決まってる。二人の勢いも本当にラストスパートで、二人のパフォーマンスの相乗効果がこれでもかっていう感じで。暴れ倒して限界極めてました。

アンコール Live your Life !! ~ Beep☆CARAMEL

リブユアの特殊イントロがもう感極まる。生のドラムのリズムがすごくいい。5周年のアンコールでこの曲がくるのも熱いし、バックモニターのMVに映る二人と現実がシンクロする瞬間があるのがもう…
「死んでないじゃなくて生きてたい」のところで両端から歩いてくるMVの二人に、向かい合って歌っている二人の姿が重なったり、
MVでは100キャパくらいの小さなライブハウスで二人っきりで歌っているのに対して、現実の二人が2000人の観客の前で「すごい景色だね」っていうのがなんかめっちゃぐっと来た。
(あと個人的な話で、「なんでいかねーんだよ、てめぇの人生だろ?」って意味のシンガロングを二人と一緒に大声で歌えて、なんでかすごく励まされた。頑張って生きるわ)

そしてStarZからのOne Room Sky。感情最高潮
まずStarZの文脈がエモいのはMZMのオタクならわかることだと思うんだけど(最近ファンになった方は公式の動画の「Vtuberの卒業式をやってみた」とカバー曲の「魔法なんかじゃない」MVを見てください)、それに加えてこの曲のシンガロングを待ち望んでたファンも多いはず。正直あの大合唱は感動したし、目の前で「君と目指す一番星」って歌う二人が見れて本当に良かった。
そして後輩から見たMZMの次は、同輩からみたMZMのOne Room Skyで。度々クイズ読みとかに駆り出されるエハラミオリさん。
あくまでオタクの妄想だけど、この歌詞から受ける印象が初期のワンルームでおしゃべりしてるMZMの二人なんですよね。そこから飛び出して2000人の前で「みんなと一緒なら不安ない!」「待ち合わせたのはZeppの真下!」はエモ最高潮なのよ。(あとポルノグラフィティの「ラブ・Eメール・フロム・会場名」の文脈が嫌いなオタクはいない)

本当の最後のBeep☆CARAMEL、これは現地ならではの破壊力だった
私はソロ参加で、両隣の方もソロだったんですよ。それで最初に「B☆CきたらMZMポーズやります?」「じゃぁこっちの手からやりましょうよ」っておしゃべりしてたんですよ。
で、いざ!ってやったときにお二人と目が合って。なんだかちょっと照れくさいけどめっちゃ嬉しいみたいなことを感じて。今日一瞬の関わりかもしれないけど、今この瞬間がすごく楽しくて、本当にいいライブだったなぁって心から思えました。
ラストのB☆Cはいいぞって心から言えるようになったと思う。

まとめてきなやつ

曲についての感想を中心にしようかと思ったんだけど、アンコールの辺りは書いててもう曲がっていうよりMZMが背負ってきた文脈全てがエモくてそれどころじゃなくなってますね。反省はしてない。
あと今更だけど新衣装!改めて触れると、ジャンプ動作が多いコーサカさんがショートジャケットで弾みでよく揺れて、回転とか大胆な足さばきが多いアンジョーさんがロングジャケットでよく裾が動くのは本当に天才だと思う。

私はVtuberのイベントにリアル参加するのが初で。MZMのライブに関していうならば3rd、アンジョー生誕祭2021を後追い配信で見て、アンジョー生誕祭2022はリアタイ、現地があったチューバウト2021冬と4th愚者をそれぞれ後追いで配信やBD見たという状況。
お二人の中身とか知ったうえで、それでもなお画面の向こうのバーチャルな存在だとぼんやりと思っていました。
でも今回初めて現場に参加して、MZMってすげーなって思わされました。
技術力と、生バンドの迫力と、会場の熱気と、お二人のパフォーマンス力の全てが合わさって「バーチャルと現実の垣根無く其処に存在していた」と思うような最高のライブでした。

楽しいことがまだまだたくさんあるから、次のライブも絶対にあるからとおっしゃってくれたので、こちらも、次回も全力で楽しむ所存です!!
ありがとうMonsterZ MATE!!

ほぼほぼ5000文字になったので、ここでおわり。ばーいせんきゅー。

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