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専門医試験当日、震えた話

皆さん、こんにちは。皮膚科専門医のぴなくるすです。勉強は進んでいますでしょうか?

自分自身、数年前に専門医を取得しましたが、本当に辛かった思い出が蘇ります。最初、過去問見たときは、「ダレがこんなの受かるのよ!?」なんて思った次第です。結局、試験は試験です。実臨床ももちろん大事ですが、いかに勉強時間を確保できるか、それが受かるポイントと思います。

なんで30過ぎてまで試験勉強しなきゃいけないのよ。なんて自問自答しておりましたが、終わってみるといい思い出です。じゃなきゃ、noteなんてやりません笑

ぴなくるすの試験当日震えた話を書こうと思いますので、専門医試験の休憩がてらかる~く読んでください。

ぴなくるすが受験生のときは、まだ毎年8月に試験がある年月でした。ここ1.2年はコロナだオリンピックだで、開催時期も場所もコロコロ変わって、受験者にはツライだろうと推察します。試験会場は、都市センタービル。The永田町のど真ん中というエリアでした。
スタバどころかコンビニもなく、とにかくアスファルトからの照り返しがキツイ、厚い厚い日でした。

今もそうなのか知りませんが、昼休みも含めて通信機器は封筒に入れられてホチキスで止められて管理されます。当時は口頭試問がありましたので、試験終わるまでは会場の外に出ることはできず、昼飯持参は必須でした。それを知らない受験生はただただ腹をすかせて、お昼休み待機していました。

通信機器は封筒に入れられてホチキスで止められて管理されるって怖いですよねー。まさかそこまでされるとは知らずの自分はiPadにデータを入れて勉強していたので、会場到着早々iPadを封印され、iPhoneも封印され、何もすることはできず、ただひたすらぼーっとしてました。友人と話したいにもなんとなくそんな雰囲気でもなく、ただただぼーっとしてました。

この封筒、帰り際に、ホチキスが開けられてないか、携帯は電源切られたままか出口で確認されるんですよね。怖いです。そんな悪さなんてしないのに。恐ろしい。

そんな中、めんどくさがりやの友人が封筒になんかiPad入れてらんないなーんて言って、ただただカバンにしまっている人がいました。どーせバレないでしょなんて思ってたらしいですが、なんと出口でバレてたんですよね。ちょっと奥まで連れてかれて、軽く尋問されていました。

それが、合否にどう影響したかは全くわかりませんが、その光景をみた僕は震え、友人は青ざめてました。

悪気はなかったとしても、ルールにはおとなしく従っていたほうがいいよっていう老婆心でした。じゃないと、不必要なメンタルが削られます。





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