【AZ】アリゾナ・ジュニアスターターカップ(G II)予想【無料公開】

 ユーバーレーベンの次走を確認したところAJCCだったのでネタを思いつきました。先日D-backsは第四の先発投手としてZach Daviesを獲得。これでひとまず先発4枠目までが決まりました。残り1枠を奪い、シーズンを通して結果を残すのは誰かを予想しよう!というのが今回の主旨です。

 なお今回の記事はあくまでもD-backsの若手先発投手陣をみなさんに知ってもらおうという主旨のもので、私のギャンブル欲が収まらないとかそういう理由ではありません。ご承知おきください。

ルール・候補者について

ここからは候補になる選手や予想時のルールについて説明します。

勝敗認定

今季のD-backsで候補者のうち最も先発登板数(notイニング数)が多かった投手を勝ち(1着)とし、2着、3着……と順位をつけていきます。今後トレード等でプロスペクトや先発候補が加入する可能性もありますが、ここでは次項で紹介する12投手のみを対象とします。もし今後加入した選手やリスト外の投手が先発に定着してもカウントはしません。

どちらかというと投手は芝よりダートかもしれませんね。


候補者一覧

以下が出馬表先発候補一覧です。参考までにFangraphsと私の印を載せておきますので皆さんも是非予想してみてください。コメントやTwitterなどで印を教えていただけると大変嬉しいです。近況や厩舎コメントチームからの発信等、予想に必要な情報があればTwitterでお聞きいただければ可能な限りお伝えします。

 小さいので拡大してください。買い目は有料です(嘘)

ちなみに印の意味は人によってさまざまな解釈がありますが、ひとまずここではnetkeibaの解説に従って
◎:本命=1着にくる可能性が高い
○:対抗=本命に対抗できる。2番手評価
▲:単穴=◎・○に勝てる可能性がある。3番手評価
△:連下=2着、3着に来る可能性がある
☆:その他の注目選手
としておきましょう。
イメージとしては評価が高い順に◎>○>▲>△≧☆という解釈でよいと思います。


展開予想

次回以降の記事で個々の投手については触れていくとして、今回は大まかなシーズンの展開予想を行なっていきます。以下は私の脳内で繰り返しシミュレーションを行った結果、尤度が最も高い気がしたストーリーです。


開幕〜シーズン序盤

 まず開幕ですが、ここはFangraphsやMLB公式など各媒体の予想を鑑みるにRyne Nelsonハナを開幕ローテを奪います。昨季rWAR0.8/fWAR0.3をマークした勢いそのままにパワーピッチで相手打者を押し込み、完全にローテを奪うかと思いきや、フライボールP体質が影響し被弾が増加。さらにストレートが主体のピッチングゆえに見切られ打ち込まれる日が多くなると考えます。

そんな中、主力先発陣に欠員が発生し、一時的にCorbin MartinTommy Henryらロングリリーバーが起用されるもAAAから万全の状態で昇格したDrey Jameson押して押して空いた枠を確保。調子を落とすNelsonを尻目に、ゴロを多く発生させる投球スタイルが堅守の内野陣とフィットしたこともあってその後もまずまずの投球を続けるでしょう。

6月〜トレード期限

 過去3年とは打って変わって開幕から順調に勝率5割以上をキープするチーム事情を見て、フロントは今季のプレーオフ進出へのテコ入れを検討し始めます。その第一弾として起用されるのがトッププロスペクトのBrandon Pfaadt。前年AAAにて10試合ながらK%30%超えを記録した稀代の奪三振マシーンの昇格を決めます。これにともないチームはZach Daviesをロングリリーフに配置転換。ローテはZac GallenMerill KellyMadison Bumgarnerに加えJamesonPfaadtの5人となります。

 また、フロントは勝負期が到来したことを予感しさらなる投手陣の強化を決定。ひとまず今季については持ち球の少ないR.Nelsonをリリーフに回しつつ、トレードで先発投手の獲得を目論みます。もし獲得できた際にはBumgarnerとDaviesを放出することになるでしょう。また、マイナーではSlade Cecconiや前年不振に喘いだBryce JarvisがAAAでまずまずの投球を展開。加えて昨年の勢いそのままに成長を続けたYu-Min LinがA+からAAに昇格し好投を見せます。

トレード期限後→9月〜閉幕

 プレーオフを目指して粘り強い戦いを見せるチームですが、如何せん若いチームはまだまだ経験不足。ワイルドカードラインはやや厳しい状況が続くでしょう。ただ、PfaadtやJamesonの投球は来年度以降への期待を大きく高めることでしょう。

 一方で、9月のロースター拡大を前にマイナーからはCecconiが40人枠入り。故障者発生をきっかけにMLBで登板機会を得ると考えます。また、オフにルール5ドラフト候補となるJarvisもプロテクト&腕試しを目的にMLBデビューするのではないでしょうか。また、場合によってはBlake WalstonのMLBデビューもあるかもしれません。

 結果として多少の離脱がありつつも5月からローテを守り続けたJamesonが最多の先発登板でフィニッシュ。1馬身差4〜5試合程度の差でPfaadtが続き、それ以外は団子でのゴールインになると予想します。


まとめ

・みんなも予想してね

個別の先発投手紹介は次回以降で気が向いたらやろうと思います。今後ともよろしくお願いします。


参考文献


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?