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#41 地上駅時代の長崎駅を偲んで

※この記事は2020年4月28日にブログへ投稿したものです

今日からちょうど1ヶ月前。
地上駅だった長崎駅・浦上駅が高架駅に新装・移転されました。
 
立体交差事業で、街の分断・渋滞・踏切事故が無くなるのはいいことですが
やはり、115年続いた長崎駅の地上駅舎が無くなってしまうのは非常に寂しいです。
 
戦中から数々の名列車たちがやってきたこの駅を偲んで
長崎へ行った際に撮影した長崎駅・浦上駅を載せていきます。
(写真の撮影日は、夜の写真が2019年9月27日, 昼の写真が2019年9月29日)
 
 
駅舎全景(昼ver.)


駅舎全景(夜ver.)

アミュプラザ方向を望む。

 
駅前の歩道橋からの景色。
駅前電停も再整備されるみたいですし、この風景もいずれはなくなっちゃうんでしょうね。

 
コンコース(夜ver.)

コンコース(昼ver.)

新駅舎への連絡道として、まだここには入れますが
この美しいステンドグラスも無くなってしまうと思うと、寂しいですね。
 
0番のりば表記のある発車標。


頭端式ホームに堂々たる[長崎駅]の文字。


電照式駅名標

 
往年の名列車たちが到着していたことがすぐに分かる長大なホーム。
20時間かけて東京からやってきた人たちは、到着した時、どんな想いだったんでしょうか。

この木製の上屋は明治・大正期っぽいんですが、どうなんでしょうかね。
戦前に作られたものではあるらしいんですが。
 
885系とともに。


かつて長崎港線が貫いていたあたりから望む。


この柱の装飾もレトロでいいですね。

 
 
同じく、立体交差事業で高架化された浦上駅の写真も。
残念ながら仮駅舎のものしかありませんが…。
 
俯瞰で。
ちらっと高架駅も見えていますね。

ぶった切られた跨線橋


ホームから市布・長与方面を望む。

長崎駅方面を望む。

ガッツリ高架化作業が進んでいるのが見えますねえ。
 
JR仕様の駅名標。
高架の浦上駅の駅名標には、JR九州名物の駅名標の絵がないそうですね。

国鉄仕様の駅名標。
国鉄仕様だけどフォントはすみ丸ゴシックじゃないし
なんでわざわざこの仕様にしてたんだろう…?

 
 
最後に、地上時代の長崎駅から浦上を経て長崎トンネルの手前くらいまでの
車窓の動画を添えてこの記事を終わります。
長崎駅出発時、国鉄色のキハ66も映っています。

115年間、おつかれさまでした。

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