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#121 吹田総合車両所 見学ツアーに行ってみた

好評に好評を博している吹田総合車両所見学ツアー。

前々から興味はあったんですが、なかなか予定が合わず(申込み忘れてたのもある)行けずにいました。
今回第7弾にしてようやく参加が叶ったので記事を書いてみます。

まずは吹田総合車両所へ。
(撮影日:すべて2022年11月20日)

集合時間よりも少し早めに着きましたが、すでにそこそこの人が並んでいました。

赤と青のネックストラップを選ぶように言われ
好きなほうを受け取ります。

後ほど説明がありましたが、このネックストラップは
ツアーを2班に分かれて行うための班決めのようなものでした。

まず最初に管理棟の会議室へ案内され
ツアーの概要, 注意事項の説明, ツアーでの解説を受けるためのレシーバーの準備などがありました。

私のいた班はまず展示車両の見学からでした。
40分ほど自由に撮影していい時間がありました。
つらつらと文字で書くよりも写真を載せたほうが早いですね。

ハローキティラッピングの281系
281系は"岡山行やくも"幕
休憩所として供されていた しらさぎ用の681系
681系は今は亡き"立山行アルペン"幕
このツアーのために綺麗に塗り直された117系と52系(両方トップナンバー)
逆方向からも
原色に戻された117系は初期の新快速幕が入れられていました
52系は本来の展示スペースからわざわざ構内移動されています

この2両を見ているだけでも
吹田総合車両所のみなさんの気合いの入れようがひしひしと伝わってきます。

今回、特別展示と称されていたウグイスの103系。

後ろのクモヤから給電されている
もう一両は無電状態
未更新の207系(通電状態)
225系5000番台(通電状態)

上の通電状態の3形式では最初にフルで幕回しがあり
その後は方向幕とともにリクエストに応えていただけるという夢のようなサービスも。
(面白い組み合わせが思いつかなかったのでリクエストを躊躇いました…)
(もし今度参加する時は幕の予習をしてから行きます)


281系と非常連結器がつけられた681系
681系の非常連結器
クモヤ145(通電状態)
この側灯の用途ってなんなんでしょうか(聞き忘れた)
廃車になった413系

これもいつか北陸色に…なんて希望も。

全然人が来ていたなかった一角にて幕回し体験とパンタの昇降体験もありました。

103系の方向幕(後ろから)
前面と側面の両方があった
パンタをじっくり眺める
摺り板も触れた
パンタのバネ
昇降体験のために用意されたバルブ
検修庫?にあった上吊りクレーン
めちゃ古い
上の上吊りクレーンがある建屋も100年くらい前のものらしい
よく見るとバチバチのリベット打ちに斜めの筋交いの入った柱

40分の自由時間が終わり、次の場所へ移動。

途中、廃車になってボロボロの117系も。

途中の艤装場。
パンタ周りがゴチャついてる形式だから?

普段は見られない妻部もじっくりと

続いては修繕庫?です。
20分ほど自由時間が設けられていました。

凸凹を埋める作業中
中間更新?全検?の車内
座席を取っ払った221系
125系

西鉄のRAIL KITCHEN CHIKUGOに乗車した時に見た「定員が空白」の状態について
これって法令で定められているのか、空白でも問題ないのか
と尋ねてみましたが、法令で決められているかどうかは分からないとのことでした。

ただ、意味もなくわざわざ書くことはないので
何かしらの決まりがあるのでは?とのことでした。
少なくとも慣例で書いているわけではないそうです。

ちなみに、新しい車には形式やら定員やら自重を妻部じゃなくて側面に書きなさいという指示が出たそうです。
国からか本社からかは不明だそうです。


昇降台車で125系を昇降する実演もありました。

降りてる状態
上がった状態
下から覗けます

115系と413系の乗務員室の機器の廃車発生品の展示もされていました。

車両所のかた曰く「廃車になったやつなんで、触りまくって壊しちゃっても大丈夫です」と冗談で仰っていました。

115系

車両所のかたから、
115系ってツーマンのイメージなんだけど、どこのなんでしょうねー
と小声で言われたんですが、パッと出てきたのが岡山とか山陰の辺りしか出てこなくて。
よく考えたら下関でワンマン走ってましたね。

ATS復帰スイッチもいじり放題です。

413系

ABBスイッチという謎のスイッチについて教えていただきました。
知らないことがまだまだたくさんありますね。


続いては、トラバーサーを動かす実演です。
これは通常の車両所公開でも行われないことなので
生で見られるのはかなりレアですね。

結構速い
クモヤが積載されていた
謎の台
伝説の長野工場製
このーきなんのき きになるきー
すごい立派な植樹だった

以上で2時間のツアーが終了。
ここで、車両所のかたとはお別れです。

ここからは食堂へ移動して、ヘッドマーク展示の見学と
参加記念証の配布と物販です。

物販ではツアー限定グッズばかりで、何を買おうか迷いましたが
52系と吹田総合車両所のポストカードとアクリルマグネットを買いました。

一通り終わったので、これにてツアー終了です。

最後に元々52系が展示されていたとこも撮影しました。

レールを繋げて103で引っ張るというびっくり入れ換えが行われた場所


これにて、吹田総合車両所の見学ツアーの全行程が終わりました。

このツアーは車両所のかたも楽しまれている様子で
かなりの数のかたがいてくださり、好きなだけ質問ができる状態な上に
いろんな実演があったりと
年1回の車両所公開よりもかなり濃いものでした。

また、人数が少ないので撮影をするにもゆっくりと落ち着いて撮影ができ
参加費も安くはないため民度が高めなのもいいですね。

最近は各社有料撮影会が増えていますが
これからもこういうのが増えていくといいですね。

吹田総合車両所については、展示車両が少し変わったらまた行きたいですね。


ギャラリー

平和な撮影会
抹茶色のの117系(新快速幕)
117系を美しく撮りたい①
117系を美しく撮りたい②
117系を美しく撮りたい③
西の通勤三銃士①
西の通勤三銃士②
52系の足回り
52系の所属・定員表記
52系を美しく撮りたい
質実剛健な顔の国鉄型
扉故障中のステッカー
トラバーサーの中
塗装が剥がされた207系
207系の妻部

ヘッドマーク

エーデル丹後
急行きのくに
びわこ周遊 さくら (初めて知った)
びわこハリウッド (初めて知った)
びわこライナー
湖西線40周年
かにカニエクスプレス

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