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#78 Xmas Express 銀河 (山陽・上り)

※この記事は2020年12月27日にブログへ投稿したものです

山陰編に続いて当選した山陽編のWEST EXPRESS 銀河。
 
乗車日は、今年最後の運転でありクリスマスイブでもありました。
 
 
乗車日前日、12月23日に下関駅へ。
新幹線で新下関へ向かいますが、乗り換えがあまりにも面倒だったので
あえてこだまで4時間以上かけて新下関へ。
(撮影日:すべて2020年12月23日)


新関門トンネル。
これをくぐると九州島です。


在来線ホームへ。

歓迎されました。


やって来るのは、おなじみ末期色の115系。

しかも、今では下関地区でしか見られない2ドアタイプ!!

乗り込んで下関駅へ向かいます。


門司港駅の復元工事が終わってから、まだ行けておらず
せっかくなので久々の観光も兼ねて門司港駅へ。
下関でいざ415系へ。


めちゃくちゃ綺麗に復元されていますね。


2階の見学は可能でしたが
残念ながらみかど食堂は休店日でした。


ちなみに門司港駅に着いたのは、夕方の4時半ごろ。
ご時世柄、閉店時間が6時になっていて、まあまあ焦るという。

ところで、これが「エモい」ってやつなんですかねえ??

個人的にはサンテレビのオープニング。
 
とりあえず門司港で何しようかと、さんざんグルグルと歩き回って
関門海峡のクルージングに参加。
その後は門司港名物 焼きカレーを。
 
今回は地域共通クーポンを5千円分もらっていたのですが
夜8時の時点で、まだ2千円分しか使えていない…。
 
翌日は10時に下関駅に集合だったので、今日中に使い切らなければならないのです。
 
下関駅に帰ってきて、ゆめマートで3千円を半ば無理矢理利用。
買い物で山のような荷物に。
 
ちなみに、門司から下関駅へ帰る時、初めて415系のステンレス車に乗りました。
あと、抜き打ち検札もありました。
そんなに不正乗車多いの??


翌日、銀河に乗車です。
(ここからの撮影日:2020年12月24日)
 
下関駅の発車標の表示は外字登録されていて、結構凝っていました。

下関は英文字太め。

乗車目標には、チョークの文字も。


銀河が来るまで暇つぶしに415系を撮影。


10時9分、銀河が入線してきました。

今回はそそくさと乗車しようと思っていましたが
415系との並びを撮りたかったので、結局長々と撮影することに。

まずは銀河とキハ40とともに。


下関折返しの415系が入線してきたので撮影。


415, 117, キハ40の国鉄3兄弟(?)。

謎のタイムスリップ感。

反対側からも。


撮影はこの辺にしておいて、乗り込みます。

さっそく6号車フリースペースの彗星へ。
ハイケンスのセレナーデとともに、出発シーンを撮影。

荷物を置く以外、まともに自席に行くこともなく
とりあえず乗車前に受け取った朝食弁当を。

朝食の割には、かなりイカツイお弁当。

今回の席はクシェットです。

本来なら1区画で4人が入れますが、ご時世柄、上下の2段を1人で占有できる仕様に。
なので、隣のかたがどんなかたかと思っていたのですが
まさかの、お隣は空きで、誰もいませんでした。
車掌さんに確認をしても、やはりこの席には誰も来ないと。
 
ということで、1人で1区画丸々を占有できることに。
 
乗車日はクリスマスイブ。
せっかくなのでクリスマスの装飾をしちゃおうと思い、飾り付けの用意をしてきていたんですよね。
ただ、これを1人でやるとなると…寂しい…。
 
でも気を取り直して浮かれることに。
 
飾り付け完了!!

Merry Christmas!!


クシェトからの眺めはこんな感じ。


再び、彗星へ。

発車標も各駅によって、色々と表示が違っていて面白いです。
徳山駅はちっちゃめ表示。


柳井駅で15分停車。
物販やら、柳井PRやらがあります。


柳井は金魚ちょうちんが有名だそうで。
そこら中に金魚ちょうちんを吊っていました。

パン屋さんの売り子さんが可愛かったので、クリームパンを購入しました。
(煩悩)
かなり美味しいクリームパンでした。(お世辞抜きで)
 
柳井を発車し、山陽線をひたすら進みます。
 
115系食パンと離合。


やたらめったら貨物列車とも離合。
一大幹線であることを、改めて思い知らされます。


よく分からないけど、かっこいい橋。


岩国駅でも歓迎していただきました。


岩国駅の発車標。
さみしめ表示。


出雲市からの銀河乗車時、運転台のナビは[快速]の設定でしたが
今回は各列車区によって異なっていました。

下関は[特急]表示。
広島ではまさかの[試運転]表示。

福山では[特急]表示。

岡山では[快速]表示。
大阪では[特急]表示。

 
前回のごとく、運転士さんと運転停車中にお話しする機会があったのでお聞きしましたが
本来は快速表示でいいはずなんだけれども
銀河のために、わざわざ特急用に位置やら何やらの情報を中に打ち込んでいるそうです。
素晴らしい…(´;ω;`)
その他、この運転士さんと、これまたディープなお話しをしたり
運転停車の駅の駅員を交えたり、神奈川から18きっぷで遠征されていたかたも交えたりなど
かなり有意義なお話しができました。
 
色々な駅の駅員さんや他の運転士さんから、手作りの銀河バッジをいただいたり
ここには書けないような物も見せていただいたり…。
乗務員室も綺麗にしてくれたらいいのにねー
でも、うち(JR西)じゃこーゆーとこ削っちゃうからねえ、って話だったり
 
あとは、運転台の写真を撮影していたら
「電気つけようか」と言って、明るくしてくださりました。

 
彗星…やはり神席だ!!
 
―閑話休題―
 
銀河は早くも広島駅に到着。
他駅同様、歓迎していただきました。


横断幕と発車標を撮るために、1号車の扉を開けていました。
アルファベットのフォントが大阪圏とは、すこし違う。

 
…と撮影していると。
 
ホームで電車を待っていた女子高生が、物珍しい電車の中を撮影しに入ってきました。
で、すぐに電車から出ていきました。
まあ、これくらいなら許容範囲内だと思うんですが…。
 
その後、すぐにまた電車に入ってきて、ホームで発車の案内。
横断幕を持っていた真ん中の駅員さんも「あれ?あの子は…???」みたいな反応しています。
この↓動画にしっかりと残っちゃってます…。

銀河はそのまま扉を閉めて発車。
女子高生さん、乗っちゃいましたね。
次は西条に停車するから、それで大丈夫だろう、と乗ったんでしょう。
 
予想通り、女子高生さんは西条で下車されました。
あれ…?広島から西条の区間乗車のプランってあったっけ?(すっとぼけ)
 
ということで、西条での発車標と横断幕の写真を。


福山駅の発車標。
種別欄が赤色文字になっています。


さて、夕食の配布。

今までの銀河で食べたお弁当の中で一番豪華ではないでしょうか。
でも…本音を言うと…そろそろお肉いっぱいのお弁当が食べたい!!!!!

新倉敷では、運転停車しかしないのに手作りの横断幕で迎えてくださりました。
ここでも運転士さん、駅員さんとお話しを。


倉敷駅に到着し、15分の停車。
柳井駅同様、物販やら何やらを。

倉敷小町(倉敷PRの美人のお姉さん)とも写真を撮っていただきました。
が、ここには載せません。

倉敷駅の発車標は福山駅と同じでした。


横断幕、こんな感じでしか撮れなかった…。


土山駅にて運転停車。

3段ある発車標のうち、2段(3本)が通過。
3段の無駄使い…。
 
ここからは、出雲市からの時と同様、運転停車なしでぶっ飛ばして行きます。
もちろん、ナビは[特急]表示で。
 
 
開けた窓から見る、かつ照明の灯っている明石海峡大橋は格別ですね。
(出雲市からの時は明け方で照明がなかったので…)

 
 
8, 9時間ともにした彗星ともお別れです。
そして、自席のクシェットのクリスマス装飾の解体もせねばなりません…。
なんと虚しい。
 
あっという間に大阪駅へ到着。
12時間近く乗っていた感覚は全然ないですね。
素敵な列車である何よりの証しでしょう。


出雲市からの時は次発がサンダバの初発でしたが
今回は、大阪駅では終発のサンライズが次発でした。

 
 
今回も素晴らしい旅でした。
出雲夜行と比べて、停車駅も多く、人間の活動時間帯の停車だったので
横断幕・お迎えが多く、非常に嬉しいですね。
 
道中、90km/hで通過していく田舎の駅で、駅員さんたちがこちらに手を振ってくださっていたり
これまた90km/hで通過していく田舎の駅で、高校生カップルの女の子が、銀河を見てびっくりして銀河を指差していたり
並走している車の助手席に座っていたおばあさんが、銀河をガチ3度見していたり。
 
なんとも特別な列車に乗っているんだなと、嬉しくなりました。
 
 
2020年最後の運行を終えて
本当なら5月に運行開始だったはずなのに、9月に運行開始となってしまったり
5489や窓口で取れるはずだったのに、日旅のパックオンリーになってしまったりと
紆余曲折ありましたが、こうやって運行ができて、本当によかったです。
JR西日本の方々のご尽力に深くお礼申し上げます。
 
来年の夏には、和歌山が誘致して叶った新宮夜行もあるわけですし
この先も楽しみですね。
 
そして、車齢40年の117系。
2020年の運行、おつかれさまでした。
しばらくのお正月休みと京都鉄博での展示で休んで、来年の運行も頑張ってくださいね。

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