黒田官兵衛の信長暗殺加担はあるのか?

これは可能性の問題かもしれないのだが黒田官兵衛の信長暗殺加担はあるのではないか?

あくまで想像上の話ですが。

黒田官兵衛は播磨の国の家臣ながら信長の才能に惚れ込み主君を説得して信長の元に交渉に向かう。

信長も官兵衛を気に入り、押切長谷部を拝領。

しかしながらバディは秀吉。秀吉の人柄で気付けば配下みたいになる。

荒木村重謀反の際には直に説得に荒木村重の元へ向かい幽閉される。

この際、信長激怒。息子、黒田長政殺害を告げる。

秀吉は従うが、家臣竹中半兵衛が機転をきかせて長政をかくまい。助ける。

官兵衛は自分の家臣に助けられて、信長に赦される。(荒木村重となんらかの交渉があったかもしれない。)

気づけば、自分の主君も反信長勢力に加担。主君は追放される。

ここから官兵衛の策は非情になる

今まで、戦場では最小限の損害で兵を使い戦をしていたが、官兵衛は幽閉後、三木の干殺し。毛利の戦でも敵の兵糧を買い占めるなど人の根幹を損なう戦術を取る。

更には城の水攻め。城主の切腹。

正々堂々の武士の戦ではない。経済と土木技術を駆使した戦をしている。

これはなぜか?武士はいらん。戦乱は武士道によるものだと感じたのではないだろうか?

信長が天下を取ったとして室町幕府と変わらない。

それなら百姓(忍者説あり)の出自の秀吉に天下を取らせてみようと思ったのではないだろうか?

そうすると信長暗殺を考えても不思議はない。

だが、自分ではできない。だから、誰かにしてもらおうと思うのだ。

信長暗殺を考える武将を探す官兵衛。当然、秀吉と同じく出世頭、〜明智光秀に視線がいくはず。光秀この時60ちかく。信長の天下を作るまでに自分の寿命あるか心配なお年頃。しかも、光秀はおそらく家康の処理を任されたと思われる。信長の天下を取る際に武田信玄の領地、家臣を全て吸収した家康の処理を信長は危険視したはず。本当は本能寺前の家康接待で殺したかったのではないか?光秀は家康暗殺を断る。そのため信長激怒。接待係を罷免。領土も没収。更には母親も殺されている。(老衰で死んだかも)。

光秀の生き残る術は長宗我部討伐の働きのみ。

官兵衛はそこの隙をつく。

光秀の旗を掲げた浪人を本能寺に向けたのだ。

光秀の旗を盗むくらい官兵衛には容易い。浪人は信長のせいで没落した武将で充分だろう。心配なら配下のだれかに頼めばいい。

光秀も馬鹿ではない。本能寺前の様子くらい聞いている。

本能寺は桔梗の旗で溢れて戦闘が起きていると聞いて光秀は考える。


信長を助けて、弁解して助かるか?


信長を殺して助かるか?


光秀の決断はここにあるだろう。

信長を助けてこれは罠です。自分じゃありません。て光秀は言えないだろう。

これに荒木村重が力を貸していても不思議はない。


荒木村重は秀吉の天下で茶人として生きながらえている。

しかも、秀吉に道糞という茶号を変えなさいと言われている。

自分は糞ですよ。と名乗るまでの心の変化が彼にはあったのかもしれない。

官兵衛には、なんかしら役立つことあったと思っていいのではないか?

官兵衛はこれらの出来事をさも偶然のように演じて、秀吉に見破られたのだ。

だから天下人になるまで官兵衛をこき使い、最終的に殺したかった。

朝鮮半島侵略の際にその責任を取らせるつもりがうまくいかず。

官兵衛もその時には秀吉を見限り家康に取り入っている。

黒田官兵衛が本気なら天下を取れたはず。でも天下って意味がない。

だって自分死んだらその後はわからないのだから。

そもそも足の不自由な自分では天下人の風采がない。

英雄は常に凛々しいもの。

家康は凛々しいとはいえないが少なくとも人を殺していない。

こいつならまだマシかもしれない。と考えたのだろう。

秀吉では叶わない一筆したため。家康はしたのかもしれない。

官兵衛がこいつはちょろいと思わせるため。

官兵衛が黒幕の小説があってもいいと思う。

官兵衛が信長殺して。

秀吉がその証拠を揉み消すくらい。たぶんできる。

これに大友家、長宗我部家が絡んでいてその後の取りつぶしにつながっていたら、もっと面白くなる。

でもないよなあ。

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