名は体を表す3

戦後生まれの日本人として平和に過ごしてきたが、日本人としての姿に違和感のようなものを感じている。

戦後約七年のGHQ統治の間に起きた事を、学校はもちろん、政治家、メディアでも誰も口にしないのだ。

純戦勝国民のバラックやその時に起きた事を、何故、誰も語らない。小学校の社会の授業で近代史を教えない。歴史というものは繋がってこそ意味があるし、何故それが起こったのかを検証して、未来に活かすための学問なのではないか。

年表重視のぶつ切りの歴史を学校で習い、それを教える教師も何ら疑問を持たないのが、不思議に思える。臭い物には蓋をするのが日本人の性質かもしれないが、真実を語れないタブーがあるのは間違い無さそうだ。オレ達にとっては古事記の欠史十代よりも重大なことかもしれない。

とはいえ、戦後七年経った後に日本の主権が戻ったが、墨塗りの教科書と、WGIPによる自虐史観を植えつけられた。そしてメディアでは一方的にマッチポンプ的に争いを見せられ、一つにならないように促されてきたという事実だけを見れば、メディアや財界を在日に支配されているなどと思いたくなるのだが、そういう事が少なからずあるにしても、それを許しているのは少なくとも日本古来の上層部なのだ。

日本人よ目覚めろ!と言った迷言?が流行っているが。やはり、根本的な事は言わない。やれ、支配されている、このままでは乗っ取られる、滅んでしまう。などと言ってはいるが、ルールだからなどと言って解決法や、対処法については誰も口にせず、虚しい問題提起にしかなっていない。ルールは誰が作ったのかを、俺は知らないし、頼んでいない。

よく考えたら、国境や、法律などは誰かが決めた事で神の言葉でもなんでもない。目を横にして民と書くと罠、目に民と書いて眠ると書くように、支配する人達にとって民は騙すべき対象という事なのだ。つまりは置き去りなのである。

しかし、嘘だとわかって信用する奴はいない。もう少しマシな嘘をついて欲しいものだ。





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