為せばなる

為せば成る。

為さねば成らぬ何事も、なる業をならぬと捨つる人の儚さ。武田信玄公が残した詩である。最初の部分は、よく聞くが、後ろの方はあまり聞いたことがない。

訳すると、才能がある人が、自ら才能がないと決めつけてしまい、その夢を諦めてしまう儚さを謳っている。

もう一つ上杉鷹山という人が残した詩で、為せば成る、成らぬは人の為さぬなりけりというものもある。こちらは、何が理由であろうとそれを為さない故に、実現しないのだ。と謳っている。

双方、両極面な意見だが、後悔しない為の詩であろう。

(為せばなる)いい言葉だ。

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