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潰瘍性大腸炎 闘病日記

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【エッセイ】私たち在外邦人は無残にも見捨てられました: 日本到着の国際線の新規予約停止要請で、私は危うく殺されるところでした

【エッセイ】私たち在外邦人は無残にも見捨てられました: 日本到着の国際線の新規予約停止要請で、私は危うく殺されるところでした

はじめに: 政府は航空会社に日本到着の国際線の新規予約停止を要請報道によると、国土交通省は航空会社に「日本到着の国際線の新規予約停止」を要請しました。この対象には在外邦人(外国に滞在している日本人)も含まれているものの、国土交通省は「緊急避難的な予防措置だ」としています。この要請を受けて、ANAとJALは国内線の予約受付を取りやめている対応を取っているようです。

日本国内で初めて確認された「オミ

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【エッセイ】潰瘍性大腸炎患者の私にとって、安倍晋三さんは「ヒーロー」でした。

【エッセイ】潰瘍性大腸炎患者の私にとって、安倍晋三さんは「ヒーロー」でした。

※本記事は潰瘍性大腸炎の具体的な病状に関する記載を含みます。恐縮ながら、どうぞ飲食を終えてからお読みください。食欲をなくしても、食事が美味しくなくなっても責任は取りません。

昨日、内閣総理大臣を務める安倍晋三さんが慶應義塾大学に通院したことが報道されました。Yahoo!ニュースやNewsPicksのコメント欄を見ていると、彼の病気を揶揄したり、健康状態をダシに辞任を期待したりする意見が散見されま

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【エッセイ】ロンドンから持ち帰ったのは指定難病でした。

【エッセイ】ロンドンから持ち帰ったのは指定難病でした。

※本記事は潰瘍性大腸炎の具体的な病状に関する記載を含みます。恐縮ながら、どうぞ飲食を終えてからお読みください。食欲をなくしても、食事が美味しくなくなっても責任は取りません。

先日、内閣総理大臣の安倍晋三さんが慶應義塾大学に通院した報道を受けて、この記事を書きました。

せっかくなので、自分の発病や闘病生活について、この記事から切り取って詳しく書いていこうと思います。なお、本稿に記載の内容は私の体

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市内のトイレを気軽に使えないロンドン、腹痛に襲われたらどうする?

市内のトイレを気軽に使えないロンドン、腹痛に襲われたらどうする?

※本記事は潰瘍性大腸炎の具体的な病状に関する記載を含みます。恐縮ながら、どうぞ飲食を終えてからお読みください。食欲をなくしても、食事が美味しくなくなっても責任は取りません。

昨日、私がロンドン市内で潰瘍性大腸炎を発症した記事を書きました。

私の闘病生活において「不幸中の幸い」と言えたのは、授業のオンライン移行に伴って「日本国内で治療を継続できた」ことでしょう。日本人の医師と日本語でコミュニケー

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