このことを書くとは想像していませんでした。


あおきえんのメンバーから外れることとなりました。


ずーっとこのことが気がかりでもやもやして、ちがうテーマを書いていても気持ちここにあらずと言いますか…、いつしかnoteも更新できないし、好きな人のnoteも読めないほどになりました。


あおきえんはいまでも継続してすももやぶどうを作っていますが’…、いると思います。これは推測です(連絡とっていないので近況は憶測しかありません)担当していたオンラインショップはやっていません。お手数ですが、もし注文したいよーって方がいらっしゃいましたら、ご注文はオンラインショップではなく、直接電話していただけるとありがたいです。


大学を卒業して実家に戻ったときから畑は手伝ってはいましたが、コロナで道の駅の販売が出来なくなり、落ち込んでいる叔母夫婦を見て本格的に手伝うことになりました。(”手伝う”と書いているのは金銭は貰っていないからです。)

仕事や日常でも問題点を見つけて改善したり、DIYが好きだったこともあり、すぐにのめり込みました。そしてオンラインショップを立ち上げて、SNS(note)で近況を発信していけば楽しいんじゃないかと思いました。

そんな軽はずみなきっかけこそで始めたnoteの世界はいままでのSNSとは違い、素敵なものがたくさん詰まった世界でした。文章を書く楽しさ、読む楽しさ、ゼロからイチをつくる創造への挑戦、素敵な人たちとの出会い…。あおきえんという目的よりもnoteを楽しむ自分がいました。

あおきえんのほうもおかげさまで、noteを通じてたくさんの方々にあおきえんのフルーツを知っていただき応援してくれたおかげで、ぼくたちの美味しいが間違っていなかった!と嬉しくなりました。親せきのおばあちゃんもカゴを作ってくれたり、嫁さんも知り合いに勧めてくれたり、嫁さんの両親や娘も販売を手伝ってくれて、みんなで楽しくあおきえん盛り上げていました。

いずれはぼくと嫁さんが引き継いで、定年後に楽しく農家をやろうと思っていました。

順調に進んでいると思っていました…。でもそれはぼくだけでした。

もうひとつ、あおきえんを手伝う理由がありました。

それは、ぼくが潤滑油になって架け橋となり、あおきえんを通じて家族や親せきが仲良くなってほしい…でした。

もともとはじいちゃんとばあちゃんで畑をしていたあとに、叔母夫婦が引き継ぎました。(このへんもいざこざがありますが、詳しく知りません)それであおきえんがスタートしました。親父は畑をしないと前々から言っていましたので、畑が存続できて良かったなぁと思っていました。

ぼくは小さいころにお母さんを亡くしたこともあり、母方とは無縁なため、親せきが少ない家庭で育ちました。お正月に県外に住んでいる親せきの家に泊りに行く友達をとても羨ましく思ったことを覚えています。奥さんと結婚して、奥さん側のたくさんの親せきとつながり、あらためて育ってきた家と全く違うと思いました。

たご家と叔母の仲はぼくが思っている以上に最悪なものでした…。

これがばあちゃんの死をきっかけにお互いの奥底にヘドロのように溜まっていたものがドロドロと流れ出てきました。どちらが悪いとかではありません。どちらもです。お互いが ” ごめんなさい ” と ” ありがとう ” が言えないだけで生まれたことです。叔母への子育ての恩返しだと思い、あおきえんを手伝ってきましたが、僕が宙ぶらりんで両方と関わりを持っているから、より摩擦が起こるんだと思いました。

争いごとが生まれてしまう畑だったら、いっそ無いほうが良いと思います。いがみ合って生活するのであれば、もう関わりなくしたほうが良いと判断して叔母(あおきえん)との関わりをやめました。

誰にでも欠点はあります。良いところだけじゃなく、悪いところも許せる、受け入れられるのが本当の家族、友達じゃないかと思います。

すべてお伝えすることはできませんが、こんな身内の恥ずかしい内容をオンラインの海にさらけ出すことはとても耐えがたいことですが、あおきえんを応援してくれている方々にお伝えすることがせめてもの礼儀だと思いまして本当のことを書きました。

ぼくが欲しかったものは、あおきえんが有名になることではありません。お金や名声でもありません。お客様の笑顔を見て、自分が笑って、家族やみんなが笑うこと。お互いを尊重して助けあうこと。それはあおきえんにはあると思っていました。しかし、ぼくの想像以上に根っこは深く、絡まったものでした。自分たちが笑えないのにお客様を笑顔にすることはできないです。

この悪い流れはぼくの代でキレイさっぱり終わりにして、子供たちはゼロから仲良く親戚付き合いができればそれで良いと思います。

潤滑油になれなかったぼくの力不足でもあるかもしれません。道半ばで外れることはとても悔しいですが、ぼくにはもうあおきえんを手伝うモチベーションがもうありません。

時間は有限です。このエネルギーを大好きな奥さんと娘と仕事に全力で注ぎます。

あおきえんを応援していただいている素敵なnoteの皆様には多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

できればnoteは続けていきたいです。これからはたご=あおきえんではなくなりますが、家族や自分のことをつらつらと書いていきたいと思います。

ぐちゃぐちゃな文章に身勝手で申し訳ありません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

応援するぞーって方はお願いします(#^^#) サポートしていただいたお金は、完熟すもも農家 あおきえん のことに大事に使わせていただきます。 けっしてわるいことには使いません。すこしニヤッとするくらいです。