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今の子供は、知の栄養不足!?

せかっく栄養のある食事をしても体内に吸収されなければ意味がないのと同様、学習においてもせかっく良質な情報を脳に浴びせても取り込んだ情報や知識が定着しなければ意味がないと言えます。
毎日、高級フランス料理店や高級料亭に子供を連れて行っているのに栄養不足と診断されているようなものです。
しかし、今の時代、学ぶ材料がこれほど溢れんばかりだというのに知の栄養不足になっている子供がなんと多いことでしょうか。
その大きな原因は、咀嚼力にあります。噛む力がない。よって吸収されない。また、噛み方を知らないともいえるでしょう。
私は、教えている子供たちに、「これらの栄養素を取り入れれば身体がどのように喜ぶのか?」というのを教えます。身体が成長する、丈夫になることで、その上に乗っている精神や心も健康になるということを実体験してもらいます。
「食べろー!」「食べな病気するぞー!」ではだめなのです。こういう小さなものでも積み重ねて摂取することで長い目で見たらこのような変化があるよ、とか、古の人たちもずっとこれらを主食にしてきている、というようなことを伝え、そのうえで子供たちに自分の未来を創造できるようにしていかなければいけないのです。
そうすると、子供たちに噛み方(学び方)が身に付きます。そうして吸収力も高まります。結果として、知識がさらに培養され堆積されていくのです。


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