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伝えたいことが『伝わる』には

こんにちは!あべです

今回は「伝説の新人」という本の第8章『伝説の新人は伝え方が違う』からになります。

自分自身、プロジェクトのMTの中で、自分が考えていることが上手くメンバーに伝わらないということが多々あり、とても学びになることが多かったのでアウトプットさせて頂きます。

※文中で僕自身の解釈理解に基づいて書いている部分があります。その中で、「これはこうしたら良いんじゃないか」「こういうことじゃないんだろうか」ということをコメント頂けると幸いです。

『伝える』から『伝わる』に

はじめに最も重要と感じたことからアウトプットしたいと思います。それは”相手に『伝わる』”を意識することです。これは単なる言い回しではなく、

『伝える』ということは発信者からの一方通行で、『伝わる』ということは常に受け手が主役であり、受け手がその内容を受け入れ、理解して初めて達成される

つまり、常に相手主体で物事を考えることが重要になります。

相手の役職は?業種は?どこまで知識があるのか?そういったことを念頭に置き、伝えなければなりません。

例えば、アルバイトにおいて初心者の人と3年働いている人に対し、業務の頼み方は違うと思います。これらは無意識のうちに「この人は初心者だからここまでの説明はいるな」ということを判断し、伝達していますよね。
この無意識に行っていることを常に頭に置き、相手にとってどのような説明をすれば「伝わる」のか考えなければなりません。

伝わるための二つの壁

伝えたいことが伝わるにあたって、二つの障壁があります。それは
1.受け手が発信者の伝えたいことを受容するか
2.受け手が発信者の伝えたいことを理解するか
になります。

1.受け手が発信者の伝えたいことを受容するか
これは発信者がどれだけ相手に沿って伝達しても、受け手が聞く耳を持たなかったら意味がないということになります。
この場合、二つの状況に分けられます。それは①反発と②無関心です。

①反発
これは受け手が発信者に対し、感情的に反発している状況を指します。

もし彼女や家族と喧嘩している状況で、相手から正論を言われても、聞く耳を持ちたくない時はありますよね。そういった時にその状態のまま伝えようとしても困難です。


この場合、受け手に伝わるためには、相手に対し、理解を示すことが重要です。受け手は発信者が自分のことを理解してくれていると感じると、聞く耳を持つからです。

②無関心
これはそもそも受け手が発信者のいうことに対し、関心がない状況を指します。

例えば小学生の時、全校集会における校長先生の話をしっかり聞いていたでしょうか?しっかり聞いていた人には申し訳ないですが、僕は「今日の給食なんだっけ」など全く関係ないことを考えていました(笑)

そういった時、受け手の僕自身は校長先生の話に関心がないため、どれだけ良い事を言っていても伝わらないことになります。


この場合は受け手にとってインパクトのあるワンフレーズや状況を作り出すことが重要になります。もし、スピーチの初めの1分が無言であったり、自分が悩んでいることにピンポイントで解決することを発言されると関心が一気に高くなると思います。

2.受け手が発信者の伝えたいことを理解するか
これは相手の状況(基礎的情報、経験度合い専門性の高さ)を理解しながら伝えなければ、そもそも伝えたいことの概念や意味が理解されないことになります。

やはりここでも重要になってくるのが相手と自分の背景が違うことを前提として、相手の状況をどれだけ読めるかになります。

どう伝えるか

最後に具体的な伝達方法について書きたいと思います。
ずばり、これは相手の特性によって伝え方を変えるべきだと思います。

例えば、論理的な思考をする人であれば、こちら側も定量データを出しつつ、筋道立てて説明すれば伝わると思います。
逆に直感的に物事を捉える人であれば、違う伝え方であった方が伝わる可能性は高くなります。

ここで重要となってくるのが、相手の特性を見抜くことだと思いました。
実際、自分自身も対話の中で、相手がどういった思考の型を持っているのか苦手です。そこで、これを可能にするためには日々、対話が終わった後にあの人はどういった思考型を持っていたのか振り返ることが必要であると考えました。

最後に

ご愛読ありがとうございました。

伝えたいことが伝わるという状態はとても重要でかつ難しいことであると日々感じます。

今回得た学びをしっかり活かしつつ、共有できたらと思います。

冒頭にも書きましたが、意見感想あれば、ぜひお願いします!

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