【55 撮影機材】 望遠レンズ RF200-800mm
Canon RF200-800mm F6.3-9 IS USM が届いたのは1月末。
予約開始日に予約したのですが、Canonさんからは出荷が2024年の4月下旬というメールをいただいたので、4ヶ月ほど待つ覚悟でおりました。
ところが、1月に出荷予定連絡があり、下旬に届きましたとさ。
RF100-400mm に続いて2本目の望遠レンズとなります。
昨年11月にキャノンギャラリー銀座へ行った際、フォトハウスで実機と出会いました。まあ、一目惚れですね。
実機を触ることができるってとても大事ですよね。札幌にもショールームあればいいのに。
レンズレビューの参考リンク;とるならさん
1.メリット
①焦点距離800mmでも十分な解像性能
・他社が600mmまでに比べてあと200mm粘れる
②オートフォーカスは滑らか
・USMのおかげでとても静か
・EOS R6mk2 との相性が良い
③防塵防滴で天候に左右されない
・Canonとしては珍しく非Lレンズだが防塵防滴仕様
2.デメリット
①でかい、重い
・重量2kgでの撮影はじわじわと腕力を奪われる
・バッグも大きくなる
②アクセサリー類の追加購入
・手持ちはきついので、ビデオ雲台を追加購入
・95mm径のPLフィルター等の購入を検討中
③フォーカスリミッターが無い
・最短撮影距離から無限まで全域でフォーカスが動くため、
フォーカスが合うまでやや遅く感じることがある
3.実写例(2024年1〜3月)
エゾリス
結構すばしっこいリスですが、フレームにさえ入れてしまえばフォーカスはピシッと合います。2枚目のようにリスの手前に枝があってもフォーカスはずれずに撮影できました。このあたりはカメラボディの性能によるところが大きいかと思います。
手稲山
前田森林公園の展望ラウンジから撮影。直線で約10kmあります。
800mmですと山頂のアンテナ群がよくわかります。
野鳥
野鳥も止まっていてくれれば問題なく撮影できます。
被写体をカメラ側で認識してくれれば、障害物があってもフォーカスが合います。
野鳥の撮影はレンズを上に向けるので、手持ちだとかなりつらいです。20秒ほど構えただけで腕がプルプルしてくるので、下げては上げを繰り返すことになります。
タンチョウ
こちらは、鶴居・伊藤サンクチュアリでの撮影です。
望遠レンズを持つと撮りたくなる被写体が増えますが、タンチョウもそのひとつでした。
到着後すぐに給餌の時間だったので、動きのあるタンチョウをたくさん撮ることができました。
ここは、三脚の使用が可能なので、ビデオ雲台で撮影しました。
4.終わりに
100-400mmと比べると2倍の焦点距離があるので、被写体が移動を始めて離れて行ったとしてもある程度粘って撮影することできることを実感しました。
また、これ1本持っていると、行動範囲も撮影範囲も広がりますので、撮影意欲の向上につながることが最大のメリットかもしれません。
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