大人の意見の方が優先なの? #220
みなさん、こんにちは。皐月秀起です。
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2024年も1か月が終わり、2月に入りました。
年度の変わり目の12月が過ぎ、3月末も近づいてきているからか、いろんな書類が送られてきます。半分以上は、こちらが頼んでもいないDMなんですが、なかには目を通すものもあります。
先週、ある会社の決算報告書が送られてきました。株式投資をやっているので、わりと頻繁に送られてくるのですが、たまたまパラパラっと見ていると、「あれっ」と違和感を感じました。
どこに違和感を感じたかというと「対談記事」です。
その会社は、持株会社(ホールディングス)になっていて、ホールディングスの社長と事業会社の社長が対談をした記事だったんですが、冒頭、事業会社社長の「本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございます。毎期(中略)ご寄稿いただきありがとうございます。(中略)今期は対談を設定させていただきました。」と、えらくへりくだってるんです。
同じグループ会社なのにそこまでペコペコ感を出す? まあ、外部に対して社員が自社の社長を「〇〇社長」と呼ぶ人は世の中にたくさんいるでしょうし、まあなくはないかなと思いましたが、いや待てよと。
この会社のホールディングスの社長は、私よりも年齢は少し上。創業者でメディアにもたくさん出ていますが、とても腰の低そうな方で、新しいことも取り入れ、特にフラットな組織を敷いていることで有名な人です。
見るからに風通しのよさそうだった会社が、いつのまにかそうではなくなり、「天皇」「総司」みたいに崇め奉る会社になってしまったのかもしれない。
これはちょっと一言伝えてあげよう、少数株主だけど一株主として物申そうと、メールを送りました。
もちろん、書き方には気をつけました。クレームでも文句でもなく、一株主というより一ファンとして、この変貌ぶりはちょっと信じられない(がっかり感)、でも成長していく過程では変化も致し方ないのかも(理解できなくもない)…という書き方にしました。
そうしたら、1時間も経たないうちに、すぐメールで返信が来ました。
メールには「メールでは思いが伝わらないので、お電話をさせて欲しい」とありました。「反応はやっ」と思っていたら、さっそく携帯に電話がかかってきました(笑)
電話をかけてこられたのは、IRの担当の方。
「この度は大変貴重なアドバイスを頂戴し有難うございます。ご懸念頂いたような雰囲気はございませんで、フラットカルチャーは健在でありまして、
これからも大切にして参りたいと思っております。」と。
今回の対談記事はわざわざライターさんをいれて構成したもので、書き方などに思いが至らなかったと釈明されていました。
こういう時は、対応が早いに越したことはないなとあらためて感じました。
きちんと説明してくださったことは素直にうれしかったですし、カルチャーが変わっていないことに安心し、ますます応援しようという気になりました。
ピンチをチャンスに変えるとはまさにこういうことだなと実感しました。
今日の一言
大人の意見の方が子どもの意見より優先なの?
前回のニュースレターでも取り上げた、能登半島地震で被災した石川県内の一部の中学生が集団避難。開始から、10日~2週間経ちました。
新聞記事の見出しを見ると「生活分からず、親戸惑い。長引くおそれ、不安の声」とあるので、やっぱりいろいろ大変なのかなと思って記事を読み進めると、随分と印象が違いました。
同級生との共同生活に「一緒いられてうれしい。避難所にいた時よりずっといい」という中3の女子生徒のコメントがまずあります。
地震直後に寝泊まりした通学先の校舎ではカップ麺中心の生活だったけど、施設では手作りの食事が1日3食出るほか、昼休みに体育館でバレーボールをして遊べ、勉強できる環境も揃っている。
通常通りの授業に加え、夜間は補修を受けたり自習スペースで学習したりもできる。3月上旬に高校を受験を控え「勉強に集中できる。ありがたい」とも話しています。
めっちゃいいやん!と率直に思いました。
ポジティブにとらえていない生徒も中にはいるでしょうが、少なく見積もっても「避難してよかった」と思っている生徒は半分以上いそうです。
「学校からの広報がほとんどない。情報が遮断されている気がする」という中1男子の母のコメントだけをみて、見出しをつけているとしたら明らかなミスリードです。
食事の詳しい内容や部屋割りの状況は共有されていないとありますが、「便りのないのはよい知らせ」と、元気に過ごせてくれていたらそれでいい、毎日LINEでやりとりしているし、という親御さんもいると思います。
ひょっとして、大人の意見を必要以上に大きく扱い、子供の意見を過小評価していませんか?
少なくともこの件は、どちらかというと、集団避難は生徒が当事者のはず。
見出しをつけるなら「生徒にはおおむね好評も、戸惑う親も一部あり」でしょう?
何でもかんでも、大人の意見を優先するのではなく、あくまでフェアに取り扱ってほしいです。
空室状況(申込ベース)
アザレア43:6室/46室
シティマンション赤池:1室/16室
パオ35:2室/35室
ソラーレ逆瀬川:満室/5室
マナツー:満室/8室
9室/110室(空室率8.2%)
前回のニュースレターで、戸建賃貸のソラーレ逆瀬川に久々に空きが出たと書きましたが、なんと入居者さんが決まりました!
1月一杯は、自力で入居者さんを探してみて、反応なければ2月から仲介業者さんに頼もうと思っていました。
敷地内に3か所貼ったこのチラシを見てくれた方が、チラシのQRから問い合わせがあり、何度かのやり取りの後申し込みとなりました。
3月末までの入れ替えシーズンですが、いい起爆剤となりました。
日本100名城スタンプラリー
今年2024年から始めた日本100名城スタンプラリー。
記念すべき第1回は、年始に行った熊本城ですが、時間を見つけてまずは近くから行きたいと思い、先週2か所行ってきました。
まずは、兵庫県の竹田城。ここは、これまで複数回たずねており、昨年つばめの秋の遠足でも行ったばかりですが、スタンプはまだということで、押印のみ。ちなみに、雪のため冬期閉山中でした。
次に行ったのが、出石城・有子山城。
ここも12月に出石城は行ったのですが、そこから1キロほど先にある有子山城は行きませんでした。
スタンプだけ押して帰ってもよかったんですが、せっかく来たので行ってみようと思ったのが運の尽き。大変でした…。
地図を見ると、片道1キロで、往復1時間40分とあります。
まあまああるなと思って歩を進めたんですが、きつい登りに雪が結構積もっていて、何度も引き返そうかと思いました(苦笑)。
しかし、ここで諦めては男が廃ると何とか、頂上まで上がりました。
頂上からの景色が、上部の写真です。もう疲れも吹き飛ぶくらい、すばらしい雪景色でした。
上りに比べ、下りはかなり楽でした。スタンプも押し、気持ちよく帰りました。
日本100名城 2/100
続日本100名城 1/100
おすすめ本大賞 2023年 この1冊
上半期ベスト3
・安倍晋三回顧録/安倍晋三
・ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒
・教場/長岡弘樹
下半期ベスト3
・風が強く吹いている/三浦しをん
・天路の旅人/沢木耕太郎
・伝言/中脇初枝
合計計6冊を1位から6位まで順位付けし、1位の本を私の選ぶ「2023年おすすめ本大賞」として紹介させていただきました。
1位は迷いなくこの本にしました。ぜひ動画をご覧ください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次回のニュースレターの配信は2/20頃になります
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