#9 本当の意味で支援になっているのか?はよく考えないとね

昨日アップした記事で、コロナ禍でいろいろな支援の輪が広がっているものの、これって本当に支援になっているのかな?と思うことがあってモヤモヤしてるので、今日はそのことを少し書いてみます。

併せて、じゃあどうしたら良いのか?についても、難しいですが考えてみたいと思います(現場の声として意見等あれば教えてください。本当の内側は見えていないので。)。

①これって利益の先食い?

いま、クラウドファンディングなどで、未来の飲食代や宿泊費をあらかじめ支払うことで、お気に入りの飲食店や宿泊施設などを守ろう!という取り組みが全国各地で起こっていると思います(一例を下に示しておきます)。

でもこれって、よっぽどうまくやらないと、利益の先食いですよね?飲食店や宿泊施設の原価率にもよりますが、例えば寄付額の何割まで、とか利用期限を決めるとか、工夫がいると思います。

緊急事態宣言が解除されても客足はそう簡単には戻らないと思うので、せっかく集まった寄付が例えば家賃や人件費に消えるだけということにもなりかねず・・・。

そうなると、寄付してくれた人のことを思って逆に店主が申し訳なさを感じたりして余計に辛くなることもあるような気がしました。

じゃあどうするか?

一つは複数のセーフティネットを簡単に使える、あるいはそれを簡単に活用できるよう無償または安価に支援することかなと考えます(各種補助金が非常に使いにくいという声が多いようなので)。それと、困っている人同士が相談したり情報交換したりする場を作ることも、特にメンタル的に必要なことのように思います。

もう一つ、いま考えていることとして応援したい飲食店や宿泊施設を一緒に育ててるような仕組みをつくれないか?ということです(もう仕組みとしてあるかもしれませんが)。

以前から思っていましたが、お気に入りのレストランやカフェがなくなるのって寂しいですよね?

僕はいくつものお気に入りのお店がなくなっていくのを見ましたが、本当に美味しい隠れた名店って全国各地にあります。これらのお店を応援し、人に教えるって楽しいし嬉しいことなので、そんなことを仕組みかできないかなぁと思っています。これはもう少し考えてみます。

②生産者さんではなく、運送会社の利益に?

①と同じように、各地の農家さんなどで余った食材や加工食品等を買うことで、生産者さんを支援しよう!という取り組みもあります。

つい先日も「満天 星空レストラン」という番組でこういった企画があり、私も応援したい気持ち半分、「山羊チーズ旨そ♪」という単純に食べてみたい気持ち半分で、生産者さんのホームページに行ってみました。

それで早速買ってみよう♪と思って購入画面に進んでいったところ、商品代2000円に対して配送料が1000円。。。えっ!高くない??

いま自分が住んでるのが千葉、生産者さんは那須。そんなに遠くないのに、配送料が高い。生モノなので運送に相当気を使っているのかもしれないですが、今回はパスしてしまいました(申し訳ない・・・)。

コロナ禍で巣ごもりが増えて通販も増えているので、運送業者さんに相当な負荷がかかっていることは理解していますが、もう少しどうにかならないものでしょうか?

実は、業者が相手の場合ってもっと配送料って安いんですよね。これは同じ場所に大量に送るから、等の理由があるものの、個人向けにも何か効率の良い配送方法ってないんでしょうか?

結局、生協さんみたいな方式になるのかな。生協さんにリクエストして、こういったルートを開拓してもらうってことができればまた違った展開になるかもしれないですよね(ちょっと調べてみます)。

医療従事者への宿泊料金無償化、キャンピングカーを休憩所として提供

一方で、あるホテルが医療従事者への宿泊料金を無償で提供していたり、キャンピングカーを休憩所として医療従事者に提供していたりしている、というニュースがあったりします(他にも多分いっぱいあると思います)。

こういった資金はどこから出ているんだろう?と見てみると、前者は羽田空港の運営会社、後者はトヨタからの寄付のようです。

それぞれ自社の事業に関連のある取り組みとなっていますが、PR的な意味合いなのか、それとも社長の想いでやっているのか。

こういったことには今後も注視していきたいと思いますが、他の企業にとってもWinとなるような仕組みがあればもっと支援の輪が広がるんだろうな、と思います(いまは全くアイディアないですが)。


明日は、コロナで重症化、って実際にはどういうことなの?とか、他の感染症とどう違うの?とか、コロナで亡くなる方って他の病気に比べてどのぐらい多いの?とか、いろいろ分からないので調べてみたいと思います(記事化するのはちょっと先になっちゃうかもですが)。

正しい情報を知っていれば不安を少しでも和らげることができるかもしれないので。

それではまた!

<了>

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