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仕事は我慢するもの?キャリア形成の観点から考えてみた


忍耐力。
下積み。
我慢。

人材開発や、人材育成のご相談をお受けする中でよく議論されるのが、
若手社員の忍耐力が足りない。すぐ辞めてしまう。という話。

はたして、すぐ辞めてしまう若手はダメ社員なのだろうか。

例えば大手企業に所属している方は、
自分の希望通りの職種に配属されることはなく、
一生その可能性がないこともあるだろう。

そもそも、新卒採用文化であること自体、
会社への"就社″を前提としており、
"就職″ではない。

つまり、この仕事をやりたい!と入社しても
希望通りになる事はほぼない。


その為、新人に求められるのは
配属された場所で
与えられた仕事を忍耐強くこなし、
一人前となり、会社への貢献を行なっていくことだ。

社会人としては大事なプロセスであるし、
従業員としての義務とも言える。

国民の義務である納税くらいの義務だ。 

ただし

この忍耐力というものがやっかいで、
良い方向での忍耐力と
悪い方向での忍耐力があると私は思う。


良い忍耐力とは、我慢がない。

悪い忍耐力には、我慢がある。

良い忍耐力の中には必ずベースとして、
与えられた仕事でも選んだ仕事であっても、
その仕事に対して何かしらの面白さを感じている。

仕事が出来る、出来ない
さばける、こなせる という事ではなく

出来ないけれども面白さを感じる、興味があるという状態。

その気持ち、いわゆる本音を持っている、
感じている、というのがベースにある。

その自分の本音を隠したり、無視をしてやり過ごしたり
違う本音があるのにも関わらず
認めずにいる状態を我慢という。


面白い!と思えているかという
本音を無視をすることは、
キャリアにおいては悪影響
だ。

仕事はキツい。先輩や上司から怒られることもあるし、
失敗してクライアントから叱責される事もあるだろう。

その中に悔しい思いがあったり、
次には失敗しないように準備したり
努力したりするだろう。

そこには、学びがあって、
次は必ずよくなりたい!という成長の種がある。

その過程で、
それでも面白いかも。という感情が湧くかどうか。

何をどうやっても、一向にその仕事が面白くないのであれば
その仕事はあなたに向いていないし、
残念ながら今後も上手くいく事はないだろう。

早めに違う方向を探すことをお勧めする。

人間の面白い!という感情は、
無限の可能性を秘めている

面白いからこそ、仕事のやり方を工夫したり、
もっと深掘りをしてみたいと探求したり、
勝手に上達度、熟達度が上がっていく。

人間は単純だ。

面白くない事からは、
学びを見出すこともなければ、工夫もなくなる。

その仕事はもう、あなたにとって
プラスになることはないだろう。

面白いか、面白くないかは、
心が決める。直感的な感情だ。

左脳的に将来について考えたり
リスクやメリットを想定したり、
頭で考えるものではない。

キャリアにおいては、面白い!という本音の感情が超重要。

そして、悪い忍耐力は不要である。

若手社員においても、
今、仕事に悩む皆様においても、
面白い!と思う本音が無いのであれば、
我慢せず、次のステップを考えても良いと考える。


キャリアにおいて、悩んでいる方は、
今、その仕事に面白さを感じているか。見いだせているか。
ぜひ、自問自答してみてくださいね。


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