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コロナ禍でのフリースタイル出産体験記〜夢の中でのウトウト出産!?〜


こんにちは。
暫くぶりの投稿です。

※写真はジェンダーリビールケーキを作った時のもの

題名の通り
先日、初産のコロナ禍妊婦がフリースタイル分娩を経験するという、
幕の内弁当のような
色々盛り沢山の妊娠・出産をしてまいりました。

よって今回は
備忘も含め、経験したフリースタイル分娩について書き留めていきたいと思います。


フリースタイル分娩とは、一般的な分娩台で産むのではなく、お布団の上で横向きや四つん這いなど
自分が楽な姿勢で産むもの。

自然なお産のリズムに合わせて、自分の体が思うままに、陣痛を楽な形で逃しながら、赤ちゃんが出てきやすい方法を試します。


なぜフリースタイル分娩を選んだのかといいますと、選んだ産院がフリースタイル分娩のみでの出産。
要は、選択肢はありませんでした。笑


というのも、母子同室や、赤ちゃんとの早期接触、何よりもこのコロナ禍でも、夫の立ち合いも可能であったので、
こちらのクリニックに決めました。 


しかしながら
自ら選んだわけではない為
主体的に産まなければいけない分娩スタイルに
本当に出来るんだろうかと
かなり不安でした。


主体的とは、どのレベルまで?
と思いましたが、基本的には
どのようなお産をしたいかのバースプランを
助産師さんと共有しながら決めていけるとの事。

私の場合は

•陣痛逃しのためにお風呂に入りたい
•会陰切開はしたくない
•好きなアロマ、音楽をかけたい

いくつか要望をあげておりました。
この時点で、産院として難しい場合は消去されてくので、
基本的には、このバースプランにのっとって
進めていきます。


そんなこんなで正期産(臨月)に入り、
少し大きめのベビーを早めに出しておきたかった私は、
1日一万歩を目標に歩きまくっておりました。

そのお陰で、予定日より9日早い朝、
軽い生理痛の感じと共に
おしるしが出ていました。

陣痛が来てないので、まだ大丈夫だろうと、
家から1時間近くの場所にある
ショッピングモールを3軒もハシゴして帰宅。


すると夜中、かなり重めの生理痛のような等間隔の痛みがあり、これが陣痛かぁ?と
半信半疑のまま深夜4時頃に旦那を叩き起こして病院へ。
この時の痛みはレベル3くらい。


すると、子宮口は3センチほど開いてるとの事でそのまま入院することに。

いよいよ、このまま産むのかぁ、大丈夫かなぁと、不安しかない。

そのまま個室に移動して、子宮口がもう少し開くまで過ごすことに。

時間経過毎に痛みがどんどん増しており、
お布団の上にある大きなビーズクッションに
持たれながら陣痛を逃す。

おそらく2時間は過ごしていたと思う。
痛みレベルは6。
この時点で既に感じた事のない痛みで、余裕がなくなってくる。
そして夫にも当たりが強くなる。笑

すると、助産師さんが分娩部屋に移動しましょう。と、声をかけてくれ、
お部屋に通されました。

いよいよかぁーと思ったら、
まだ子宮口は全開でなかったのか、
ここからが、長かった…

分娩部屋のお布団に横になりながら
どんどん痛みが増してきて、
黙ってられず、うーうーと大声をあげていました。
痛みレベルは8

この頃から、急激な眠気が襲ってきており、
陣痛がない一瞬は、本当に寝落ちをしており、
ずっとフワフワしていた。


今考えたら、痛みで意識が飛んでいたのかなと思います。笑


更に全内臓がギューって絞られていく激痛が続き、陣痛逃しのために、お風呂の中で2時間程過ごすことに。

すると少し楽になり、お産も進んでくれたようで
助産師さんが、そろそろ良さそうだねぇーと、
再度、分娩部屋に移動。

もう痛みレベルが10にさしかかって、
イキみたくてヤバい状態。
すると、パチン!と破裂する感じがして、
破水。どわーっと、何かが流れてく気持ち悪い感じになる。

やっと助産師さんから、いきんでOKと言われて、よしきたーーっと
仰向け→横向き→四つん這いなど、
色々な体勢を試しながら、
七転八倒で
うーーー!!っと、いきむ。

我慢せずいきめる喜びは半端なかった。
正直、いきむのを我慢するのが一番辛かったかも。

旦那さんはその間、私の手を握ってくれていたが、
後から聞いたら、爪で、掌がえぐれて血が出ていたらしい。
ごめんよ、旦那。
妊婦さんは、爪はかなり短く切っておきましょうね。笑

これまでの陣痛で体力を消耗してからの
全力でのいきみは、
例えるのならば、全速力でフルマラソン走った直後に
ウェイトリフティング100キロを
永遠に持ち上げる感じ。

この「永遠」ってのがポイントで、
いったい何回、いきめばいいのか、さっぱりわからない。
終わりは来るのかという、途方の暮れる作業に
心が何度も折れそうになる。

(この間も、陣痛が止んでいる間は強烈な睡魔に襲われている)

そして最後は、上から垂れ下がった綱を掴み、
和式便所に座るようなスタイルで、
うーーーっといきむと、
今までにないようなお股がぐわーーっと開く感覚があり、
ベイビーの頭がぐぅーっと露出。

すると、ここからは
軽くふぅーと、強くいきまないでね!と言われて、
私はパニック!!

どうしても強くいきみたくなる私は、
出来ない!出来ない!と謎に叫び、
大丈夫、上手ですよーとなだめられているうちに、
ベイビーが、スポーンと産まれてきてくれました。

後で、どうして最後は強くいきむのはダメだったのか聞くと、
急にいきむと、会陰が勢いで裂けてしまうとのこと。

なるほどー。
お陰で、会陰切開はせず、裂けることもなく
お産ができました。 

お家での陣痛が始まってから、10時間程で
産むことができました!



ベイビーが産まれた後は
すぐに胸に抱かせてもらい、その間に旦那さんが臍の緒を切らせてもらいました。

そしてお腹の中から出てくる胎盤を見せてもらい、
ベイビーが入っていた袋を見た時は
めちゃくちゃ感動しました。

胎盤をサプリとして使う方もいれば、
食べる人もいるとのこと。

私は特に何もせず、胎盤とはおさらばしましたが、
せめてサプリにしても良かったのかもと思っています。

ママとの接触の後は、
パパとの接触となり、上半身裸になって
ベイビーをお胸において肌と肌を触れ合わせて早期接触をはかります。

そうすることで、幸せホルモンであるオキシトシンが出て、
男性にも、ベイビーを近くに感じ
親になった自覚をもたせる効果もあるとのこと。

実際、夫は、この早期接触が本当に感動したようで、
とても育児にも協力的です。

母子同室も叶わない病院もあるので
なかなか難しいかもしれませんが、
バースプランに父親の早期接触の記載を強くお勧めします!!

自分の力だけで産むという大変さはありましたが、
生命の神秘を感じることができる
素晴らしいお産の経験が出来ました。

兄弟も一緒に参加させるのもとても良いとのこと。
もし2人目を産む場合は
またフリースタイル分娩が良いなと思っています。


お産は十人十色。

どんなお産でも素晴らしい。

あんなに痛くて大変だったはずなのに
また産みたいなーって思うのでした。
これもまた生命の不思議ですね。


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