ブロードウェイミュージカル ジャニスについて

先週の金曜日、ブロードウェイミュージカル・ジャニス。千秋楽を観に行ってきました。素晴らしいショーでした。本当にあの場にいられて良かったです。
主演ジャニスジョップリン役を務めたアイナジエンドの元々ファンで、ジャニスはそれこそ高校生くらいの頃からずっと好きだったので、公演が決まってからずっと楽しみにしていました。
以前、東京スカパラダイスオーケストラのライブ映像を観た時に、BiSHがカナリヤ鳴く空を歌っていたのですが、元々ミッシェルガンエレファントが好きでチバユウスケの大ファンだったので、カナリヤはチバだろ~BiSHってなんやねん。誰やねん。くらいに思いながら観ていたら、アイナちゃんの一声でビビりました。すぐにCD買いました。以来のファンです。パイパイチンチンロックンロールも映画館に観に行きました。
それと、俺が中学生くらいのころちょうどバンドブーム全盛期で、20代の頃はちょうど下北系とかといわれる、いわゆるノーミュージックノーライフの世代だったので、UAとかも良く聴いていました。
今回アレサフランクリンの役で出てこられたのですが、何度も泣きそうになりました。UAの存在感、マジでやばいです。浦島りんこちゃんも良かったですね。ファンクザピーナッツCD持っていました。
その他にも、最近テレビで観ていて随分歌上手い人がいるなと思っていた緑黄色社会のボーカルの子や、藤原さくらちゃんもめちゃくちゃ良かったです。
劇中で、音楽は音を楽しむと書く。音を楽しもう、的なセリフがありましたが、もっと言うと、ミュージックってMUSEという女神が語源になっていると言われています。やっぱりトップ走っている人は音楽の神様に選ばれた人なんじゃないかな。とそんな気がしました。
そんな話はさておき、何しろ感動した。アイナちゃんあんなに長い時間、歌ってセリフ言って本当にすごかった。歌が上手い、のその先を観られた気がする。
ツイッター見ていたら、ただのコスプレショーっていう書き込みを見かけたけど、まあ感想は自由というのは前提として、なんか気の毒だなと思いました。あれ観て感動しないなら時間とチケット代が勿体ないですよね。ジャニスもアレサももう亡くなっているからオンタイムでは絶対に観られない訳だし。そもそも誰かと比べる時点で未来は無いですね。と他人のことはどうでもええ。
バンドの演奏も素晴らしかったし、何しろ最高のショーでした。
これロングランやって欲しいな。と切に願います。そこに行けばいつでも会える、みたいなのって音楽には必要な要素だと思うんですよね。日本てどうしてもショーがちょっと大げさになっちゃってる部分というか、敷居が高い感じがしちゃいますよね。
若い世代の人たちにこういう素晴らしいショーがもっと身近に届くといいな、とオジサンとしては思いました。

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