I hope.3 に出展してみて
はじめに
大変遅くなってしまいましたが、2024年8月27日〜9月1日に開催されたI hope.3に出展した感想や気付きなどを記しておきたいなと思います。
まず持ってご来場の皆様、出展者の皆様、運営の野村さん、そして主役の美紅さん、本当にありがとうございました。
この場をお借りして御礼を申し上げます。
I hopeとは
モデルさんの夢をカメラマンが具現化して撮り下ろすグループ写真展です。
今回は3回目の開催で私は初参加です。
2023年10月に参加を申し込みました。
なぜ参加をしたのか
3つ理由があります。
①企画内容が面白そうだなと思った
②美紅さんの写真を出展したみたい
③自由展示を経験したい(それまではデータ提出のみの展示しか経験なし)
担当した夢
「東京カレンダー風の撮影をしたい」
モデルさんが実現したい夢を30個程度出し、カメラマンが希望をいくつか伝え、最終的にはモデルさんがカメマンに「この夢をお願いしたい」ということで担当が決まります。
候補の中から希望が叶い、嬉しい反面、責任も感じました。
構想を練る・・・
担当がこの夢に決まり、撮影場所をどこにしよう、構図をどうしよう、衣装をどうしよう、等、初めての経験ばかりで頭がいっぱいです。
とにかく東カレのバックナンバーを集め、東カレのサイトをじっくり読み、ネタを集めることから始めました。
ありがたいことに東カレのサイトにこんな素晴らしい記事がありましたので、大いに参考にさせてもらいました。
決めた構図
2024年2月、美紅さんと事前打ち合わせを行い、イメージを共有していきました。
結果、上記のサイトにも載っていますが「シックな店内で、シャンパン片手に美女が艶っぽく振り返る。」を真似ました。
衣装は黒い腕見せワンピースです。
撮影場所
銀座にある実営業しているカフェバーを、スペースマーケットを通じて借りることができました。
イメージピッタリな場所で撮影できて嬉しかったです。
残念ながら現在は貸し出しはやめてしまったようで、ここで撮影できたのはラッキーでした。
印刷
今まではデータ提出で完結する展示にしか出したことが無かったので、今回初めて印刷に出すことになりました。
今回はピクトリコさんにお願いしました。
両国にあるプリント工房を訪ね、色々とご相談させて頂きました。
用紙は「月光シルバーラベルプラス」に決めました。
額縁
IKEAのロムヴィーケンという額にしました。
ピクトリコさんにはこの額に合うようなマットも注文しました。
展示作品①
ワイングラスを片手に振り向いてもらったショットです。
東カレの表紙をイメージしまして、少しでもそれに近づくように工夫しました。
感想ノートには再現率高い!というお褒めのコメントを頂き嬉しく思います。
展示作品②
東カレの記事のイメージです。
カフェバーで談笑するシーンを「隠し撮り」的に撮るのも東カレ風なので、彼氏役を配置してみました。
感想ノートには東カレっぽい!というコメントを頂き嬉しく思います。
展示作品③
色々と想像してもらうためにわざと目線のないものにしました。
表情は唇のみ。視線の先にはワイングラス。横には男性写っています。
見方によっては男女の微妙な距離感や空気感にも見えたり。
またこれが2枚目のシーンの後なのか先なのか。
感想ノートにはストーリーがありそうで好きというコメントを頂き嬉しく思います。
展示の様子
おわりに
いかがでしたでしょうか?
なんとか東カレに近づくように工夫しました。
今回モデルを務めた美紅さんは本当に大変だったと思います。
スケジュールの調整、撮影、担当の夢は当日まで内緒、etc
本当にお疲れ様でした。
こうして私のI hope.3は幕を閉じました。
あれこれ考えた展示。とても良い経験になりました。
ちなみにI hope.4にも参加することになりました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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