宮本顕治が日本共産党内部で崇められる理由が少しは理解した

宮本顕治が日本共産党内部で偉大な党員として崇められているのは、戦時中の治安維持法での獄中12年、非転向を貫き、実は、宮本顕治は、その12年だけではなく、戦後は、徳田、志田、伊藤が支配する日本共産党で不遇を仰ぎながらも、信念を曲げず、コミンフォルムが、宮本顕治が属する国際派を批判し、徳田が属する所感派を認めても、信念を曲げなかったその不動の姿勢が崇められる理由なんだろう。ちなみに、国際派内部でも、宮本顕治は、春日と対立している。そして、宮本顕治が国際派の実権を握り、徳田球一が亡くなってからは、日本共産党は、宮本顕治の天下になる。
所感派の伊藤律などは、野坂参三から、中国へ渡されてしまい、幽閉されてしまっている。

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