教皇・フランシスコが長崎で核兵器廃止演説をしたことは革命である

ローマ教皇・フランシスコが原爆投下された長崎へ出向いた。
この革命性は、オバマが原爆投下された広島で演説した以上の革命である。
そして、安倍政権と愚かな右派官僚どもは、オバマ演説を拒否し続け、(このことからもわかるように日本は対米従属ではなく、都合よく、安倍政権や日本政府に都合の良いアメリカからの指示に従っているだけで、オバマ演説などは安倍政権には打撃だから、拒否し続けたのだ。つまり、対米従属というのは日本側の認知の歪みである。)
オバマ演説が実現しても、邪魔をする安倍政権であったが、さすがにバカの安倍晋三も、教皇・フランシスコの長崎演説には邪魔はできない。邪魔をすれば、確実に西洋を敵に回すからだ。
そして、なぜ、長崎か?
長崎は東洋のバチカンと言われるほどのキリスト教が浸透している場所だからである。
だが、それは、カトリックの中の公式的な発言として受け止めれば良い。
私たち日本人、しかも、カトリックと何ら無関係の私たちは、その長崎の原爆投下場所が、部落地区だということを忘れてはいけない。
原爆投下された場所であるのはいつも、広島であり、ヒロシマとカタカナ書きで表現されることに、私たち日本人は、違和感を抱かないだろうか。
長崎も原爆投下されたのではないのか。
だが、なぜ、長崎が広島に比べて注目を浴びないのか。
それは、原爆投下場所が部落地域だからであり、そのことを、戦後日本は封印してきたのだ。
ローマ教皇・フランシスコが長崎で核兵器廃止の演説をしたことは、長崎も原爆投下された場所であることを注目させ、核兵器廃止の演説は確実に、日本国内のカトリック信者を、安倍政権へ疑問を向かうようになるだろう。
革命は不意に外側から起きるのである。

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