戦前日本共産党・宮本顕治が起こしたリンチ事件について私が少し考えたこと

戦前の日本共産党の歴史を語る上で、現在、尚、真相が解明されていない事件が宮本リンチ事件である。
宮本顕治は、日本共産党に潜入した特高のスパイである疑いを抱き、小畑達夫を査問、リンチにより死を至らしめた被疑により、戦時中の治安維持法では無期懲役が、戦後、刑は刑法により懲役20年と減刑されただけで、政治犯としては、解放されたが、刑法犯の被疑者だったのである。その宮本顕治が、なぜか、釈放されている。
宮本リンチ事件に対し、日本共産党は、私から見れば、不可解な抗弁をしている。死んだ小畑達夫は特異体質でショック死した、ということだが、特異体質とは、どのような体質なのか、それが説明されていないし、特異体質であることをいつ、知ったのか。小畑達夫が特異体質でショックで死ぬような体質であることをリンチのリーダーである宮本顕治は、なぜ、死ぬような事態に至らしめたのか。日本共産党は、宮本リンチ事件で明らかに無理筋な抗弁をしている。

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