生活保護受給者がギャンブルをして稼ごうが、何ら受給者には一切のメリットはない

生活保護に関する誤解が多すぎる。
例えば、生活保護受給者は、働かずに朝からパチンコをしている、というよくある俗説だが、それは、仮にそのような受給者がいても、パチンコで稼いでも、収入申告をしなければいけないので、相殺されるだけだし、誤魔化そうとしても、プロのケースワーカーは、受給者の生活状態から、それに気づく。他にも、アル中、ヤク中もプロのケースワーカーは、些細な、微細なディテール、話し方、会話から、発見するのだ。つまり、朝からパチンコをしている生活保護受給者は自分が損するだけのことであり、なぜ、市民が感情的に情緒的に、たかだかパチンコをしている生活保護受給者を非難するのか、経済と生活保護に対する無知から起きる非難と偏見である。
そして、パチンコをして、儲からなければ、受給額が減るだけのことであり、全く、本人にとってメリットはない。
その経済合理性を分かりつつ、パチンコをしてしまう受給者がいるとすれば、日本はパチンコというギャンブルに甘く(警察官僚の天下り先がパチンコ産業だ。)、そして、そのギャンブルに対する規制がなされておらず、さらに、言えばその至るところにあるパチンコが、生活保護受給者に限らず、日本人をギャンブル依存症にしていくのだ。
生活保護受給者がパチンコをしているのは、明らかにギャンブル依存症の疑いがあり、ソーシャルワーカーとともに連携して、支援をしなければならない。
国には国民を保護する義務があるからだ。
ギャンブルの話題は、加えて、カジノ構想まである。
日本、度し難い不道徳国家だ
中国より確実に何倍もひどい。

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