差別意識は、上から押し付けられる

日本のアジア人差別思想は水戸学派と吉田松陰のアジア侵略思想が国家神道へ結晶した。日本のアジア人差別は、教養層から始まったのだ。
薩摩藩の西郷隆盛は強硬に征韓論を主張した。差別意識は教養を独占する支配者が民衆へ押し付けるのだ。
「その時代のイデオロギーは支配者のイデオロギーである。」(「ドイツ・イデオロギー」マルクス)

日本人は江戸時代は幕府が近隣諸国との穏健外交を維持したので、江戸時代の日本人にはアジア人への差別意識はなかった。

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