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哲学

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2019年12月の記事一覧

日本共産党は労働者階級の政党ではないことは明白である

だいたい、日本共産党は、そもそもは労組機能もあったのである。
汝、人民飢えて死ね、というプラカードを掲げた人間は共産党員であり、ある工場の細胞である。いわば、今で言えば分会だ。
関西生コンの武委員長が労組運動に入ったのは、武委員長が勤務していた会社で共産党員が労働者のために闘争していたからだ。
だが、現在は、共産党の看板が情けないほど、単なる国民政党へ堕落した。
政党と労組の分離という、つまらない

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ダブスタのある日本共産党員

愛知地域労組きずな組合幹部が党員でもあり、私へ日本共産党へ入党を勧めたので、付き合いだから入ってやったまでに過ぎない。日本共産党員と組合員の兼務は構わないが、しかも、他人の私を入党させておきながら、一方で労組は特定政党を支持しない、とはどういうことか。
堂々と日本共産党を支持する、と断言すれば良いではないか。
どうせ、全労連、愛労連は日本共産党関係なんてバレバレだから、むしろ、日本共産党を支持し、

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産前産後休暇という権利を行使しただけで賞与不支給を認める日本企業と最高裁

東朋学園事件は産前産後休暇という労働者の権利を行使した女性労働者が賞与支給がなされずに、労働側が提訴した事件である。東京地裁、高裁は賞与支給を命じたが、学園が最高裁へ控訴し、判決が破棄された事件である。
最高裁は、産前産後休暇を取った女性労働者へ賞与を支給しなくてもよいと判断したのだ。
そんな国で、なぜ、人口が増えるのか。
産前産後休暇という権利を履行し、会社の就業規則に賞与支給は勤務日数90%以

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人間は国を愛する必要性はない

国民が国を愛さなければ国民保護を国から受けられないなどという国があってよいわけがない。
現在、進行している国の政策は、その選別が進んでいる。
国から見たら「愛」とは、「国益」をもたらす国民が「愛国者」である。このことは、なんら奇妙な話ではない。なぜなら、日本は誰が見てもわかるように「資本主義国家」だからだ。
大企業が国から異常なまでに「保護」されるのは、「資本主義国家」の露骨なまでの表明に過ぎず、

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政治批判をするのに、愛などいらない

いちいち政治批判するのに、国を愛しているから言っているんだ、とまるで、痴話喧嘩か親子喧嘩のような話に収斂する日本社会の異常さに浸かると、異常な世界に住んでいることを忘れてしまう。
政治批判するのに、国を愛さなくてもできるし、そもそも、法律や経済など複雑な問題が入り組む政治について、愛という情緒は全くいらない、むしろ、必要なものは「知識」である。

高貴な人格だとか良心ある人格などというものもイデオロギー的な見方にすぎない

マルクスを読んだ人間が、アキヒトは人格がよい、というブルジョワ的な意見を口にしたら、それはマルクスを読んでいないのだ。マルクスは、個人の意識は社会の総合とみているからだ。つまりは、社会からもしくは環境から離れて、高貴な人格だとか良心ある人格などというものは、それはブルジョワイデオロギーの体現化された意識にすぎないのだ。
つまり、メルケルがアウシュビッツを反省しようが、そんなものは、EUをリードする

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あらゆる人間に対して人権は存在するから、天皇、外国人、犯罪者にも人権はある

人権とはあらゆる人間に対して存在する普遍的な権利である。これが前提にあり、国家は人権法として、憲法を定める。その憲法から下肢法として様々な法律、条例、規則、通達ができる。
ゆえに、法律が人権無視になるような法律は憲法違反だから、司法がその法律を憲法違反だから、勧告なり、立法府へやり直させる、廃止させるなどしなければならない。
そして、人権があらゆる人間に存在する、とは、当然、天皇、外国人、犯罪者に

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内部留保を自公両党が目を付け出した、決して国民のために利用しないだろう

自公両党は、党税制改正大綱の議論で企業がため込んだ内部留保の利益活用を促す税制を取り沙汰している。
ほらみろ、内部留保だけを目の敵にしているから、自公両党が内部留保に目をつけ出した。
いくら、その内部留保を活用しようが、非正規低所得層へ還元されることは絶対ありえない。
今まで内部留保を吐き出せと言ってきた非正規や労組や妙な経済学者は反省することだ。
ついでまでに、述べるが、内部留保を賃金へなどと最

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国と財界は日本共産党を明らかに敵視している

日本共産党が、懸命に中道右派的な立場をとろうが、天皇を認めようが、保守層を取り込むべく努力しようが、自衛隊を認めようが、中国共産党を非難しようが、朝鮮民主主義人民共和国のミサイルだかなんだかしらないが日本海に落とす兵器に怒りを示そうが、つまりは、保守層が好みそうな政策を示そうが、国と財界は日本共産党を敵視、憎悪している。
例えば、自衛隊、警察、消防では、確実に日本共産党を嫌悪するような教育をしてい

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小泉純一郎のまともな功績

不破なんか中曽根へのおべんちゃらに過ぎないお悔やみだが、小泉は中曽根へ、選挙もしないのに終生国会議員はおかしい、とまともすぎる考えを抱き、政界引退を中曽根へ勧めたら、中曽根から「政治的テロに等しい」と言われてびっくりしたそうな。この発言を引き出しただけでも小泉は天才である。
そして、小泉は、その意図がなくても、この大日本帝国のマッド政治家・中曽根康弘を引退させた功績は、小泉やら竹中だの、売国奴だと

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私は共産主義者ではありませんが日本共産党を支持します、というミョーなフレーズ

最近の自称反安倍の定番フレーズが「私は共産主義者ではありませんが、日本共産党を支持します。」というミョーな言葉。
仮に共産主義者だと自分が思われたら、困ることでもあるのか。日本には思想の自由があるのだが…。
っていうか、現在の日本共産党は、中道右派的なスタンスへ傾いており、日本共産党を共産主義政党と呼ぶのは、世界のマルクス主義者が腰を抜かしてひっくり返るぞ。
過去は君主とされている天皇を認める共産

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日本共産党の偉大さについて

毛沢東の人民とともに歩むゲリラ戦術は、日本共産党も、敗戦後まもなく、山村工作隊として展開している。その中にいたのが、かの有名な詩人、というか、その後、詩人になったのか、忘れたが、谷川雁である。
ちなみに話はそれるが、日本共産党には文化人が在籍していた歴史がある。
花田清輝や中野重治だ。
黒田喜夫という詩人もいたはずである。
花田清輝は新日本文学会に在籍していた。
中野重治は戦争中、やむなく、監獄で

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人民へわかりやすい言葉で説明する天才・毛沢東

毛沢東の大躍進や晩年による文革が酷いので、なぜか、最近は省みられていないが、何しろ、毛沢東は、政治、経済、思想など、人民にはわかりにくい、それもまだ農民がほとんどの中国大陸の人民へ、わかりやすい言葉で伝えた天才である。その天才は人民を味方につけ、侵略軍である大日本帝国軍を撃破した。まさに、人民の、人民による、人民のための「抵抗戦争」が毛沢東の真骨頂である。
ちなみに、ダライ・ラマは毛沢東を尊敬して

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政権入りが可能になってきた日本共産党の浮き足たちぶりには笑わされる、笑っちゃいけないのか

日本共産党は、自社さきがけ政権のときに外され、その遺恨が、現在に繋がり、その背景が見えると、日本共産党が社会党の支持母体・総評=国労を潰した中曽根に不破が妙に親和的なのは、わるな。さすがに、日本のスターリン主義政党・日本共産党の面目躍如である。
さて、その日本共産党が、自社さきがけ政権のときにも外され、民主党政権からも閣外協力さえなかったが、なんと、今や、野党共闘の名の下、政権入りが可能になり、日

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