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インドネシア事情パート8登山日記

2023年6月10日、インドネシアのジャカルタの南に位置するボゴールにあるサラック山を登りました。

日本では、よく登山をしていましたので、インドネシアでも登山をしてみたいと思っていましたし、ボゴールでゴルフをやっていると、サラック山が綺麗に見えて、一度は登ってみたいなと思ってたので、今回それが叶いました。  

ゴルフ場からのサラック山

サラックと言う名前の由来ですが、一節によると果物のサラックに似ているからサラック山と名付けられたようですが、何が似ているのかなと思います。

蛇の鱗に似ていると言われていますが。

今回はトレッキングのサークルがあり、それに参加しました。見ず知らずの国での登山はリスクが高いです。

サラック山は2,211mですが、今回はサラック山の中腹ににある「Kawah Ratu」、日本語に訳すと「王女の噴火口」という場所が目的地です。そこまでは、往復で10キロ、往復7時間のコースです。

サラック山は、近郊のハリムン山と併せて約4万平方キロの一帯が「グヌン・ハリムン・サラック国立公園」に指定されています。
国立公園内ということで、登山道も比較的整備されていて、ジャカルタと違い空気も澄んでいて、気温も少し低めで快適です。

集合場所は登山口で集合時間は7時です。家を5時に出発しました。
ジャカルタから車で約2時間で登山口入口に到着しました。

駐車場に到着
茶店もあります。


7時30分、登山スタート!

ちゃんと登山道になってます。
このような石の道が多く、湿ってるので滑り易いです。
ジャングルの中を進んでいきます。

ボゴールは雨量の多いせいか、綺麗な小川が多く見られます。

この人達はガイドさんです。
この花はたくさん見ることが出来ます。
かわいい花🌸なんと言うのだろう?
我々が目指す地点が表示されてます。王女の噴火口。
ここは、川に入って渡ります。
ここは川は登っていきます。
今度は川沿いの岩場を登ります。

目的地まで、あと500m地点。
この一帯は、ほぼ同一の火口から何度も噴火を繰り返したことで溶岩や火山砕屑物などが積み重なってできた成層火山で、溶岩が流れた場所にはほとんど草木が生えていません。

溶岩の流れた場所を進んでいきます。
溶岩で枯れ木になった木々を横目に進みます。
登ったところを振り返るとこの一帯は枯れ木。
先に進みます。

そろそろ目的地に到着です。

到着しました。時間は12時です。片道4時間半で、きつい登りはありましたが、そんなに疲れてはいないです。

あたりはもくもくと温泉を吹き上げて、硫黄の匂いがします。近寄ってもよいみたいですので、降りてみます。

箱根の大涌谷のような感じです。でも、大涌谷はこんなな近寄ることが出来ないですね。
このように温泉を湧き出す場所が多くあり、温泉の川を作り出してるので、そこまで行ってみます。

温泉に浸かってる人もいます。

温度は40度を下回るくらいで、少し温いですが、暑いインドネシアでは丁度よいです。

下山は来た道を戻るだけですが、登山靴の先がわに口になりそうな感じがしてきて心配です。

登山口には14時に到着。往復7時間の登山でした。

みんな無事に下山しました。

下山途中にやはり靴がダメになりました。
10年近くよく持ったなと思います。

最後にインドネシアの初登山でしたが、ジャングルの中を登り、突如として、溶岩地帯が現れ、目的地は温泉が至るところで湧き上がり温泉の川を作りあげている大自然の素晴らしさを堪能しました。また、温泉の吹き出しを間近で見れて、その迫力を感じました。
大自然の中なので、鳥類や動物が多く棲息しているようですが、遭遇できず残念でした。
今回は頂上までいく行程ではありませんでしたが、機会があればチャレンジしたいと思います。

後で知ったのですが、YAMAPのアプリは、サラック山のルートを登録しているようです。

次回は、8月にグデ山登山に挑戦しますので、その内容もアップしますので、楽しみにしてください!

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