学生時代のバイトの話
今日は午前中仕事が暇な事をいいことに、noteの投稿文章を書いていこうとしている駄目な大人の私がいます。
読んでいる人はあまりいないと思いますがこんな私を許してください。
そして、この様な人間になってはいけません!!
さて
前回投稿した「■昔やっていたアルバイトの話」
某Mドーナツ店での話のラインナップです。
「ドーナツとかパイとか作る時の表話(裏はないので)」
をしていきたいと思います。
注意:これを見てもドーナツは作れるようにはなりませんので
ご留意ください。
たまにこぼれ話が入るかもです。
そして、あんまり面白くないかもなので
ご容赦を(先に言っておきます。)
・補足説明
・作り方の概要
・作り方の詳細
・私が思うお得情報
・こぼれ話
といった感じでお話をしていきます。
■補足説明
フライヤー :その名の通り あぶらで揚げる人
フィニッシャー:エロい意味ではない
トッピングする人
例)オールドファッションにチョコをつける
オールドファッション → チュ コファッション に進化☆
ベーカー :フライヤー/フィニッシャーどっちもやる人
が、この店ではシフト上の通り名称になっていました。
※いましたというのは、私はこの仕事ではなく 夜の売り子の少年
Night boyという職種で雇われていました。
(私にも、当然ながら少年時代はありました(笑))
■作り方の概要
今の店舗では解りませんが
当時、どの様にドーナツが作られていたのかを
お話していきたいと思います。
まず、かのドーナツ店には、
皆さんが思い描くいわゆるドーナツ
と
パイ/マフィン系が大別してあります。
どの様に作っているのかを簡単に書くと以下のようになります。
●ドーナツ系の作り方概要
・粉(フラワー)を水、卵、とミキサーで混ぜる → 油で揚げる
(フライヤーの仕事)
→ 加工(フィニッシャーの仕事)
・粉(フラワー)を水、卵、とミキサーで混ぜる → 手で捏ねる(うどんの麺打ちの人が使っている様な棒を使う) → 発酵 → 油で揚げる(フライヤーの仕事)
→ 加工(フィニッシャーの仕事)
この様な2種類のものと
●パイ/マフィン系の作り方概要
・パイ生地シート(冷凍)を解凍 → それぞれの大きさにカット → 具をのせる
→パイ生地を手で加工 → 卵を塗る → オーブンで焼く
・粉(フラワー)を卵、とミキサーで混ぜる → カップに入れる
→ オーブンで焼く
ざっと書くとこの様な感じです。
簡単に思えるでしょ、簡単に書きましたから(笑)
しかーし こんなに簡単な訳がない、 仕事ですから(笑)
では、詳細おば
■作り方の詳細
どういった道具と状況などを交えながら覚えている範囲で書き進めます。
〇ドーナツ系(クルーラー系、ファッション系)
・ミキサーするためのボール
(多分ステンレス製の直径50cm 高さ50cm位のもの)
にフラワーを入れる。
※フラワー 花じゃないです 粉です粉 1袋20Kgとか、
15Kgだった様な記憶があり この袋から軽量計っていれる
・ものによっては卵+水 もしくは 卵だけをこのボールにいれる
ドーナツの主成分のうち卵の占める割合はとても高い
当然お店にはうずたかく卵が積み上げられていた。
この卵を必要数割って使用する訳であるが、
これが慣れないと大変な訳である
(こぼれ話 「できないの?」を読んでみてください。)
・ミキサーにボールをセットし起動
ミキサーの回すところに取り付ける器具
(船の錨みたいなやつ)
をセットし起動
※指定時間があった、はず・・・
仕事ができる人はこの間に洗い物
ドーナツのトレーや、ボール、ガロンメジャー
などを洗う。
・元ネタのできあがり
・この元ネタを油に落とすための筒状のものに元ネタをいれる
・この後、引き上げ用の網をセット
※1m×1m 四方ぐらいだったかなぁ
・ネタを機械でフライヤーに落としていく
※5×5=25個ぐらいだったかなぁ
・油(フライヤー)で揚げる
※途中でひっくりかえすための棒でひっくり返す
ひっくり返す棒は直径1cm位で長さ20cm位
時間は決まっていたが忘れた。
ものによって揚げ時間がちがったはず
・時間がきたら網ごと引き上げる
・油をきるため、ラックに収納
※高さ 170cm位だったかなぁ
網をいれる場所は10レーン位だった気が・・・
〇イースト系(いわゆるパン)
これはやったことがないので見てた記憶
・イースト菌をいれたパンダネを発酵こねる
普通のパン屋さんと多分一緒
恒温槽があって捏ねてからそこに一定時間いれて膨らませて
揚げていたと思います。
ごめんなさい やってないので記憶が・・・
〇ツイスト系(チュロスみたいなやつ)
記憶がないのでごめんなさい
フライヤー担当の方ここまでお疲れ様でした!!
私はちょっとだけ手伝いでやった程度で
ずっと揚げる作業は正直しんどい、胸やけが
はんぱないと思います。
-----ここまでがフライヤーの仕事(揚げる工程)
-----ここからがフィニッシャーの仕事
(チョッコつけたり、トッピングつけたり、クリームいれたり)
・チョコ、アーモンド
でっかい板状 2Kgだったか位 厚さ5cm 横20cm 縦30cmぐらい
これを溶かして使う 超甘い
・エンゼルクリーム、カスタード、ヨーグルト、チョコ、あんこ
エンゼルクリーム以外は袋に入っている確か1kg
エンゼルクリームはホイッパーで泡立てて使う
ケーキ屋さんとかでつかう3角形のやつにいれて使う
・ココナツ、ゴールデンクランチ、シューガー、シナモン
2kgだったかの袋にはっていて
巨大なタッパ(縦40cm横30cm)にいれて使ってたかな?
・ハニー
パレットに溶かしている液
フレンチクルーラーとか、ハニーディップの外側
たしか溶かしている槽があって棒にとおした
クルーラーとかを漬ける
以上が当時のトッピングの種類 いまはもっとあるかも?
甘いもの好きにはワンダーランドかもしれません。
では、フィニッシャーの仕事始まり始まり~
5系統?に分かれます もっとかも
〇そのままハニー(砂糖シロップ)をつけるもの
→フレンチクルーラー
→ハニーディップ
→チョコレート
・・・
【作業】
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・1m位の棒にクルーラーを10個ぐらい通す
・砂糖シロップの槽へ
・引き上げる
・乾かす(シロップをおとす)
・トレーに載せる
〇切れ込みをいれてクリームをいれるもの
→エンゼルフレンチ
→カスタード
→エンゼルショコラ(今はないかも)
→チョコカスタードフレンチ
・・・
【作業】
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・切れ込みを入れる
・絞り袋からクリームを絞る(エンゼル、カスタード)
・チョコなどで接着
※エンゼル系はちょこ
カスタードはあーもんど
・引いてあるビニールの上に並べる
・接着用のチョコ/アーモンドチョコを乾かす
・シュガーを振る
・トレーに載せる
〇パン(イースト)のなかにクリームいれるもの
→エンゼルフレンチ
→カスタード
→エンゼルショコラ(今はないかも)
【作業】
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・エンピツみたいなので穴をあける
・絞り袋からクリームを絞る(エンゼル、カスタード、ヨーグルト、チョコ)
・シュガーをまぶす
・トレーに載せる
〇ファッション系
→オールドファッション
→チョコファッション
【作業】
▲オールドファッション
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・オールドファッションはそのままトレーに並べる
▲チョコファッション
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・保温槽で溶かしたチョコを1/3位つける
・引いてあるビニールの上に並べる
・チョコ/アーモンドチョコを乾かす
・トレーに載せる
〇ちっちゃい固いドーナツ
→ダブルチョコレート
→ゴールデンチョコレート
→ココナツ
【作業】
▲ダブルチョコレート
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・保温槽で溶かしたチョコを片面につける
・引いてあるビニールの上に並べる
・チョコを乾かす
▲ゴールデンチョコレート/ココナツ
※記憶が薄いので誤りありかも
・砂糖シロップの槽へ
・引き上げる
・乾かす(シロップをおとす)途中のものに対して
・クランチとココナツをまぶしてた?
・トレーに載せる
〇リング(イースト)系
→シュガーレイズド
→チョコリング
→アーモンドリング
【作業】
▲シュガーレイズド
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・シュガーをまぶす(横30cm 縦 40cm 深さ 10cmのタッパにシュガーは入っていた)
・トレーに載せる
▲チョコリング/アーモンドリング
・ラックに入ったドーナツを作業台にもってくる
・保温槽で溶かしたチョコ/アーモンドを片面に漬ける
・引いてあるビニールの上に並べる
・チョコ/アーモンドを乾かす
・トレーに載せる
※フィニッシャーの方が面白かった
〇パイ
思い出せる範囲で書きます
→アップルパイ
→スイートポテト
→ウインナー
→ミート
→ピロシキ
→シュガー
【作業】
・パイ生地シート(冷凍されてる箱入り)を作成分並べちょっと溶かす
※多いときは複数回やる
手早くやらないと生地がでろでろになって作りづらくなる
・専用のカッターで以下の様に分割
-6分割
アップルパイ/スイートポテト/ウインナー4分割だったかも
【作業】
・ディッシャーで生地の真ん中に具(アップルパイ/スイートポテト)を
載せる
・生地の淵にはけで水を塗る
・淵にはけで水を塗る
・折りたたんでくっつける
・アップルパイなそのまま スイートポテトは円形の筒で端をまるくカット
・天板に並べる
・卵を塗る
・オーブンで焼く(200度で20分位だったかなぁ)
【作業】
・生地を多少ぬるめに溶かす
・ウインナーを載せる
・淵にはけで水を塗る
・巻く
・天板に並べる
・卵を塗る
・オーブンで焼く(200度で20分位だったかなぁ)
-8分割 ミート/ピロシキ
【作業】
・ディッシャーで生地の真ん中に具(ミート/ピロシキ)を載せる
・生地の淵にはけで水を塗る
・淵にはけで水を塗る
・折りたたんでくっつける
・天板に並べる
・卵を塗る
・オーブンで焼く(200度で20分位だったかなぁ)
-16分割 シュガー
【作業】
・天板に分割した生地を並べる
・砂糖シロップの槽からシロップをもってくる
・ディッシャーで2杯だったかを厚めにまんべんなく塗る
・確かホークで穴をあけてた
・オーブンで焼く(200度で15分位だったかなぁ)
※一気にやくので途中で取り出し
〇マフィン
→プレーン
→チーズ
→チョコ
【作業】
・ミキサーするボールにフラワー(粉)を測っていれる
※分量は忘れました(笑)
・卵をガロンメジャーで計りながら大量に割る
※基本両手割
・卵をボールにいれる
・ミキサーで攪拌
・ディッシャーで測りカップにいれる
-プレーンはそのまま
-チーズとチョコは、一旦小さいボールに移し混ぜてから
・オーブンで焼く(200度で15分位だったかなぁ)
以上がパイ/マフィンの作りかた
現在ないものもありますね。
■私が思うお得情報
1)油を変えた直後(またはフィルタ通して濾した後)のドーナツがおいしい
※朝一に作ったやつ 朝ならんでるやつではないので注意
多分10時とか、11時にならぶもの
2)夜のバイトが作ったパイは具が多めかも
思い出したら書き足しますがいまはこの位しか思い出せません
■こぼれ話
タイトル 「できないの?」
一番最初にバイトに入った時話である
Night Boyという職種でバイトに雇われた訳であるが
この職種、売り子と清掃だけではなく、パイを夜の
営業時間中につくるという仕事があった。
最初の一回だけ、前回話で登場したYさんが指導で一緒に入ってくれた。
その時の話である。
パイはなんとか作り終わり
マフィンづくりを教えてもらう事に
まず粉(フラワー)の種類を教えてもらう
ふむふむ
粉を巨大なボールに軽量しながら入れる。
※この時は計、30個だったと記憶しています
(プレーン、チーズ、チョコ 各10ケずつ)
ふむふむ
Yさん「ひでかなさん 卵はこのガロンメージャーに入って
いなければ割ります。」
「今回は無いのでを15個ぐらい割りましょう」
私 「はい」
両手を使って卵を割り始めた
Yさん「・・・・・・」
「片手割できないの」
私 「はい、できないです」
Yさん「ちょっと、どいて 見本みせるから」
といって卵を2つ右手、左手にそれぞれ持ち 一瞬で割る
Yさん「はい、やってみて」
私 「はい」
右手に持ち割ってみる、 ぐしゃあ
からごと ガロンメジャーへ
もうひとつ ぐしゃあ
Yさん「できないの?」
「これできないと、今後きついよ
大量に作る時とか、練習してねっ」
※結構きつい口調で言われる
私 「はい」
※いやいや、『自分ちで大量に卵は割らんだろ』と思いながらも
残りの卵を割り、マフィンづくりを行った。
流石に、右手で割れる様になるまで、確か3回
左手でも割れる様になるまで10回位のシフトの回数を要した。
懐かしい記憶である。
よーく考えたら、Yさんも始めからできる訳がない、
いまでいうマウントをとったのだと思っています。
あのバイト時分から30余年経過した今でも
両方の手で卵が割れる事はゆうまでもない。
が、生かせる特技でもない(笑)
自分ちで大量に卵を割る事などそーそーないのだから。(´∀`)
■こぼれ話
タイトル「あほなわたし」
あるバイトの夜、バックヤードで休憩(タバコを吸っていると)していると
バイト先輩のMさんからこの様な事を言われる
Mさん「ひでかなちゃん 休憩上がりにフレンチクルーラーの
フラワーもってきて」
私 「フレンチクルーラーの花ですか? そんなの名称の
ドーナツ 売ってましたっけ? 新商品ですか?」
Mさん「・・・・・」
私 「・・・・・」
Mさん「粉、こなだよ~」
私 「粉? へっ」
Mさん ここでこちら側にきて おもむろに、
休憩場所の横の棚に積みあがっている袋達の
中から とある袋を引きずりだす。
Mさん 「これっ」
※確かに「フラワー」と書いてあった
Mさん 「知らなかったの」
私 「はい」
Mさん 「あっ それで花っていってたの 」
大爆笑
そうなのだ、私はこの時まで、小麦粉などの粉を
フラワーと呼ぶ事を知らなかったのである。
今でこそ知っているが、当時は全くの無知
なんとも恥ずかしい体験である。
■こぼれ話ショート1
タイトル「スペシャル品」
フィニッシャーの手伝いをしてる時に
半分チョコ、乾かして
もう半分にアーモンドという
スペシャルな品を作って笑われた
当然食べた 超超甘いものであった事はゆうまでもない。
■こぼれ話ショート2
タイトル「わざと」
チョコファッションづくりを手伝っている時に
チョコの保温槽に誤って(わざと)落として
全面チョコのオールドファッションを作った
(取り出す際に右手がチョコまみれになってしまったー > <
自業自得)
■こぼれ話ショート3
タイトル「パイづくりの特権」
偶にソーセージを作りながら隠れて食べてました(笑)
※落としたと偽って・・・ 悪
私がバイトしていた当時、ミ〇ドでは今の様なラインナップではなく
もう少し種類が少なかった。
例えば、ポ〇デなんとかはなかった。
逆になくなったものもある様に思います。
何十年か前の話ですが、意外と覚えているものですね。
長い話にお付き合い
いただきありがとうございました。
今日の処はここまで
※挿絵等を入れるかも
2024/06/20
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